今回のスピンオフは、睦希が憲吾に負けたあの時のファイトです
睦希「お前、なにが目的で俺らに近づいたんだ」
憲吾「あなたに教える義理はありません」
睦希「つくづく腹が立つ野郎だな。まぁいい。話の続きはファイトの後だ」
憲吾「はい。そうしましょう。あなたが立っている事ができたらの話ですがね」
睦希「そんな事を言ってられるのも今のうちだ。いくぞ!!」
スタンドアップ(the)ヴァンガード
憲吾「the?」
睦希「気にしなくていい。theをつけるのは俺のくせだ」
憲吾「そうですか。では私のターン」
―――――――――――――――――――――――――――――
6ターン目
ダメージ 睦希3 憲吾0
睦希「俺のターン。このターンからは俺の時間だ。」
憲吾「なに?」
睦希「いくぜ!俺の切り札。全てを燃やす黙示録の炎。ドラゴニックオーバーロード!!!」
憲吾「なに!」
睦希「オーバーロードで攻撃!」
憲吾「ダイヤモンドエースで完全ガード!」
睦希「ツインドライブ!一枚目、トリガーなし。二枚目、クリティカルトリガーゲット!。パワー、クリティカル。共にネハーレンへ。」
憲吾「くッ・・・」
睦希「ネハーレンで攻撃!!」
憲吾「うぁぁぁぁぁ」
睦希「よし!」
ドガーン
―――ネハーレンの攻撃は激しい音をたて憲吾に直撃した
はずだった‥‥
憲吾「なんちゃって」
そこには一万のガーディアンがいた
睦希「くそっ!ターンエンド‥‥」
憲吾「私のターン。ドロー」
すると憲吾は不適な笑みを浮かべた
憲吾「ふはは!ははははははは!では、《ファイナルターン!!》」
睦希「ファイナルターン?なんだそれは?」
憲吾「あなたは《終わり》と言うことですよ!」
睦希「なんだと!」
憲吾「まぁ見てればわかりますよ。コスモビークをコール。効果でイニグマンストームのパワーをプラス4000!」
睦希「なんだと!?」
憲吾「あぁ、こうやって相手をいたぶるのが一番楽しい。いけ!イニグマンストーム!デイジーのブーストでパワー23000!イグニマン自身の効果、クリティカル+1!」
睦希「リアガードには2体ユニットがいる‥‥ここは無理してガードするところじゃない。ノーガードだ」
憲吾「ツインドライブ。クリティカルトリガーゲット。セカンドチェック。クリティカルトリガーゲット!」
睦希「なに!」
憲吾「効果は全てストームへ」
睦希「まだ終わりじゃない!ヒールを引けば‥‥」
だが、無情にも3枚ともヒールトリガーを引く事はなかった
睦希「うわぁぁぁぁ‥‥」
憲吾「この程度か。燿様が気になっている人物だと聞き闘ってみたが、これでは話にもならない」
憲吾は無表情でそう言い、立ち去った
この出来事をきっかけに睦希は、屈辱の相手「憲吾」の使う《ファイナルターン》という言葉を使うようになったという‥‥