装いを自信につなげる専門家
仲人カウンセラー
山﨑理恵です
先日、愛子様が成年行事に臨まれ、
美しいローブデコルテ姿をご披露されました。
やはり骨格診断アナリストの血が騒ぎます。
今回は、ローブデコルテを骨格診断的に解説してみようと思います。
女性皇族にとって、最も格式の高い正装のドレスが「ローブデコルテ」です。
正しくは、
ローブデコルテは、中の袖の短いロングドレス→夜の正装。
ローブモンタンが、お写真のように肌を見せない上着を着用された装い→昼の正装。
だそうです。
愛子様の骨格タイプはストレート。
お胸の位置、ヒップの位置が高く、重心は上にあります。
前から見た印象と、横から見た印象が変わらない、
立体感のあるスタイルです。
【直線・シンプル・張りのあるもの】が似合いやすいです。
ダブルのジャケットも、着られた感がなく難なく着こなされ、
大きなチェック柄もお似合いです。
このタイプはバストの位置が高いので、
お首周りにボリュームを持たせず髪をまとめることで、
お顔周りをすっきりした印象に仕上げることができます。
こちらのローブデコルテのジャケットも
テーラードカラーでした！
いわゆる男性のスーツの襟の形。
とてもキリッとした印象です。
スカート部分にもタックが入っているようで、
裾まで直線が浮かび上がることで縦のラインを作り、
すらりとした印象になります。
ネックレスが完全な円ではなく、中央が下がるデザインになっているのも、
胸元にV字が生まれ、少しシャープな印象になります。
生地は無地ですが、美しい地模様が入っています。
ウェーブタイプの佳子様と比べると、違いがよくわかります。
直線ではなく曲線。
テーラードのように切れ目はない、ショールカラー。
お首周りはふくらみ、立体感があるデザインです。
ジャケットもドレスも縁は金のモールで覆われ、
生地にも光沢があり、地模様が小花かドットのように見えます。
ネックレスも円いラウンド型で、レースのようです。
ストレートタイプに比べると、立体感に欠けるウェーブタイプの方のボディ。
引き算ではなく足し算していくのがスタイルアップの法則です。
愛子様、眞子様、佳子様、並べたお写真がありました。
愛子様と眞子様はストレートタイプ。
佳子様はウェーブタイプ。
比較すると違いがよくわかりますが、
皆様それぞれ、本当にお似合いです。
眞子様の生地も光沢があるものの、佳子様の生地よりも起伏は感じず平面的です。
お首周りも、体にピタッと沿うデザイン。
ジャケットに金の縁取りはついているようですね。
皇族のデザイナーの方が、骨格診断の理論を取り入れておられるかは定かではありません。
でも、皇女それぞれの方の正装がぴたりとその理論にあてはまるのも、
人間を装いで美しく見せるのは、
センスだけでなく必ず法則があると断言できます。
デザイン及び色の自由度が低いローブデコルテだからこそ、
結果的にこの理論がちりばめられているのでしょう。
一般的には、普段着よりもはるかに制約の多いウェディングドレスや振袖も、
骨格診断の理論で「似合う」を割り出すことができます。
愛子様のローブデコルテは、
骨格診断的にストレートタイプのお体を美しく見せる、引き算を活かしたデザインですが、
内面からあふれる知性や優しさ、豊かさに、余計な装飾は不要に思えてくるのです。
純白の生地も輝きと清々しさを感じます。
まさに令和の時代に合った、聡明なお姫さまの雰囲気ですね。
愛子様、御成年おめでとうございます。
画像はすべてウェブよりお借りしました。
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