お迎えしたんだけど、
なんかもう、この気持ちってどうまとめていいのかわからんかった。
ここにあるから現実なんだけど、
こんなことって起こるんやなあというか。
ようやく、この絵と一緒に暮らしていることが、
日常になってきた気がします。
作家は伏屋美希さん。
ストアカでオンライン水彩画レッスンを受けてから、
2月にど〜うしてもナマで絵を見たくて、
ビューンと岐阜まで会いに行ったのが始まり。
そのときのブログはこちら。
たくさんある彼女の作品をWebで夜な夜な眺めつつ、
ああ、この子に会いたいなあ。
どうしても毎回目に止まるライオン。
アムステルダムで描かれたらしい。
華やかな色彩。
風圧を感じるような迫力。
なのに物憂げな目。
うるんだ口。
いつか会いたいなあ。
大きそうだけど、
どれくらい大きいのだろう。
実物はものすごい迫力だろうなあ。
いつも展示されているわけじゃないし、
この絵がいまどこにあるのかも知るはずもありません。
それが、奇跡がおきました。
なんと、4月の東京での美希さんの個展に、
ライオンがやって来たのです。
存在感ある作品が並ぶなかに、
ひときわ大きいライオンの絵がありました。
いた!!!!!!
今にして思えば、
心の底の底の片隅で、もうすでに、
この絵を迎えようとたくらんでいたのかもしれません。
どうしても家族に見せたくて、
美希さんにも会ってもらいたくて、
一緒に個展に誘いました。
変顔の夫と、素直に写ってくれない息子。
振り返ってみると、
なんと、そのころのCITTA手帳のワクワクリストにも、
「みきさんの絵を買う」と書いてありました!
(こんな大きい絵とは思わんかったけどね)
ワクワクリストとは、叶っても叶わなくてもいい、
ありえないことでもいいから、
大小問わず、そのときの自分の夢や希望を書くところです。
でもね、
なんか、絵を見て泣けてきたのは初めてやった。
個展の会期中、何度も何度も足を運んで、
いつも誰かを誘って楽しい時間を過ごして。
そこはまるで劇場のように、
今日は誰と出会うんだろう、どんな話をするんだろう、
予期せぬことが起こる空間で。
いろんな絵が語りかけてくる場でもあったんだけど。
たまたま、ライオンを眺める絶好の席に通されたことがあって。
ああ、そういえば、じっくりこの子と向かい合うことってまだなかったなあと思って、
一人で、じっと、じっと、
ずっとライオンを見つめていたら、
なんかわからんけど泣けてきた。
ライオンと私が通じ合っているようで、
こんな迫力ある絵を見て、
なんで涙が出るんかわからんけど、
泣けてきた。
こんなん初めて。
今まで、いわゆる名画と呼ばれるものも、
たくさん見てきたと思うんだけど、
なんだろう、懐かしいような愛しいような、初めての感覚やった。
それからずっと、会期中も眺めてたけど、
連れて帰る決心がつくわけもなく。
サイズもサイズだし、
お値段もお値段だし。
でも、そのうちふと、眠る前にあのライオンのことを考えていると、
ああ、死ぬときにあのライオンに看取られたら最高やな。という思いが湧いてきた。
あの眼差しに見つめられて息絶えたら本望やなと思えてきた。
これはもう、私の墓石やん。
それに作品はこの世にひとつ。
誰かのもとに行ってしまったら、
私はもう永遠にあの子に会うことはないんだ。。。
そうは思っても、
それからまたもんもんと試行錯誤はしたけれど、
家族全員が気に入ってくれたことと、
夫の協力もあって(大感謝!)
なんとなんとなんと、
生まれて初めて絵を買って、わが家に迎えるということになりました!!!
一世一代の大決心。
大作だし、
送るのも大変だし、
設置して見届けたいし、
車で持って行くね〜〜〜〜
と気軽に言う、美希さん。
ええっ
岐阜からやで!ここ千葉やで!!!と思ったけど、
画伯自ら、ほんまにサクサクやって来てくれた!
サイズを慎重にシュミレーションして待つ。
今度はわが家の壁の前で、、、という
なんか不思議な感覚。
これが家にあるっていうことやろか。
その日はなんだか眠れなくて、
朝の4時ごろまでず〜っと眺めていた。
そっと触ってみたり、
におい嗅いでみたり、
ちょっと抱きしめてみたりもした。
ここにある。
美希さんと一緒に運転して、遠い千葉までやってきてくれたお姉さん。
ありがとう!!
成田山新勝寺でバカ笑い。
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