暮らしのデザインとは④


暮らしデザインプロデューサーの今井カツノリです。



「間取り設計」では、あんまりワクワクしなくて、暮らしを

表現するからこそ、心ときめくんだって事をお話しました。


でも、その暮らしも自分の暮らしがイメージできないと、

しっくりこないか、心ときめかないんだってこともありました。



服のファッションでは、自分の暮らしのイメージがしやすい

ため、自分でファッションコーディネートして楽しみます。



「おうち」もおんなじで、自分でインテリアコーディネート

するからワクワクするんですね。


では、どんなコーディネートがワクワクするんでしょう。




ここに1枚の写真があります。






以前の私の、リフォームによってデザインストーリーが始まった

ひとつの部屋です。



天井を解体して、空間をひろくして、間接照明をつくったと

お話しました。 この部屋では、さらに壁をくりぬいて、穴を

あけました。 お客様の小さい人形を座らせて、楽しんでます。



部屋のとなりには、玄関ホールがあって、そこと空間がつながる

しつらえをしました。


これは、お客様の発想でした。壁に穴を開けて何を楽しみたいのか。


単にデザインとして穴を設けただけでは、廊下から部屋が見えるよ。


だけになります。



お客様の頭の中では、すでに、ここに家具をおいて、人形を座らせて、


毎日、その「穴」をどう見て過ごしたいかのイメージは出来ていたと


思います。



そこで、どうデザイン的に納めていくのかが、プロのデザイナーや

コーディネーターが手を加えていく部分になります。



穴の奥行はどのくらいあるのか、そもそも穴の四角の辺の長さはどの

くらいが良いのか。高さは?ガラスはどの位置にどのように設置して

いくのか。ガラスは普通の透明ガラスで良いのか、泡ガラス等の装飾

ガラスにするのか、仕上げの種類は何でいくのか。



まあ、穴というひとつの部分だけでも、結構考えることあります。


このあたりは、デザイナーの役割になりますね。



人形を座らせるのに、部屋の中にぴったりとガラスを納めてしまって

は、お客様の発想がカタチになりませんからね。



単に、穴をあける、穴をつくる事でも、いろいろと考えます。


デザイン的要素と暮らしのアイデア的要素、両方の考え方、イメージ

手法をつかって、作られていきます。



暮らしをデザインすることは、どう楽しみたいかを、イメージ的に

それと、デザイン的に、そして、そこから得られるワクワク感を

まとめていくことです。



では、このワクワク感について、事例をまた、あげて行きましょう。


by「おうちプロダクション」 暮らしデザインプロデューサー 今井カツノリ