砂の上の足跡
ある夜、私は夢を見た
神さまと二人並んで、砂浜を歩いていた
砂の上には、二組の足跡が見えていた
ひとつは神さまの
そして
もうひとつは私のだった
しかし、最後に私が振り返って砂浜を見たとき
ところどころで足跡が一組みだけしか見えなかった
それは、私が人生でもっとも苦しい時期だった
私は神さまに問うた
「ずっと私と歩んで下さると言われたのに
なぜ、私が最もあなたを必要とした時
一緒に歩いてくれなかったのですか・・・」
神さまは言われた
「私の愛する子どもよ
私はけっしてお前のそばを離れたことはない。
お前がもっとも苦しんでいた時
砂の上に一組の足跡しかなかったのは
私がお前を抱いて歩いていたからなんだよ」

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CLASKA
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