瞳を描き入れること。
また、最後に付け加える最も重要な点のたとえ。

株式会社印刷出版研究所さんの印刷新報の
コラムのタイトルだ。

FBだとシェアが許されるのだけれど、我々の業界の
現状が正しく発せられているのでお許し下さい。


【1月12日付け 点睛】

会社存続のために利益の確保は当然のことだが、
経営には常に不合理が付きものだ。

採算の見極めが甘い印刷業界では、自ら頭を下げて
不採算の仕事を貰い受けることが日常的に行われてきた。

叩けば叩くほど安くなる。

発注者にとってこれほど都合のいい業者はなく、事実、
随分と得をしてきたはずだ。

だが、ここまで状況が行き詰まると見直しをせざるを得ない。

経営の立て直しの第一歩として採算割れの仕事を切る話は
昨年あちらこちらで聞いた。

同業社間でも、安値で引き受けてくれていた外注先に
断られ、年内納品が危うくなったケースが起きた。

市場からの退場や企業再編も進んでいる。

限られた仕事量を過剰な業者が値下げ札をぶら下げて
奪い合う「椅子取りゲーム」から、今年は、不採算案件
というババが行き場を失って回りまわり、ババを掴んだ者が
損な役を演じる「ババ抜きゲーム」に転じる年になりそうだ。

売り上げ重視から利益重視への発想の転換が鍵を握る。

本来、企業は売上増大を目指すべきだが、たとえ売上を減らしても
利益を絶対に守り抜くという覚悟が求められる。

(銀河)



しかし毎回うんうん頷きながら読んでしまう。

印刷業界、内外問わず購読をお薦めします。

印刷新報