10月1日から洋紙の単価が@15円/kg程度値上げが略確定な状況だ。

震災の影響・メディアの多様化などが原因による、出荷量の減少で
製紙メーカー側も苦しいのは分からなくも無い。

N製紙の石巻工場は主力工場であったが、ここが壊滅的な状況で、
1,400人とも言われるリストラを行っている。

またM製紙の八戸工場も結構な打撃を受けていた。

ただ悲しいかな、そんな状況下であっても震災後、洋紙が足りなく
なる事が無かったのだ。

これが問題だ。

明らかな供給過剰体制であったのがハッキリと分かったのだ。

ただ業界最大手のO製紙は殆ど震災の影響は受けていない。

今までも洋紙の値上げをする時は円安だ!原材料のパルプの高騰だ!
原油価格が上がっている等々、如何にもらしい事を言うのだが、
ハッキリとした根拠のあるデータを持って来た事が無い。

それに毎回なのだが、製紙メーカー側の値上げは略各社1ヶ月と
変わらないで行われる。
(ここに独禁法が触れないのが疑問です。)

世界的に見ても、洋紙の価格は落ち着いていて、むしろ下落傾向にある。
原油も現物価格も落ち着いているし、至上最安値近辺の円高である。

う~ん、全く腑に落ちない。


例えば、N製紙。
今回の震災で一番の被害を受けた製紙会社である。

我々は封筒であるが、印刷物を受注する際に〇〇製紙の
☓☓と言う銘柄でと言う注文は全体で30~40%程度で
あると思われる。

支援用紙買いの様な事が出来なかったのかと。

石巻市最大の産業を復興させる事を業界団体で考えられないのかと。
壊滅的な被害を受けた地域の為にN製紙の用紙は15円高でも良いと。

そんなクライアントさんも居るのではないかと思うし、
そうであって欲しいと願う。

O製紙は殆ど被害を受けていないのも事実である。
この競争社会ではそんな事って甘っちょろい事なのかなと思う。

ただ、環境問題にしても金融問題にしてもグローバル化した
社会では自国の国益のみを押し通す事が全体として、どれだけ
マイナスである事は皆が理解している筈だ。


印刷関連業者は苦しい秋の陣が始まろうとしている。

利益率0%~1.5%の会社が大多数である。
それに年々減り続ける仕事で価格の叩きあいの様な状況下。

価格転嫁を許される状況で無い中で、各社もう一度、
ぞうきんを限界まで絞る作業に追われるであろうな。



済みません。ただの愚痴ですね。