僕の学生時代にリリースされて、いわゆるリアルタイムで体験したクラプトンのアルバムはこれ。
このアルバムはレイド・バック三部作にも通じる、適度に肩の力の抜けた名作だと思う。
クラプトンはとんでもなく素晴らしいラブソングを生み出す人なんだよな。あんな凄いラブソングが書けて、ブルースシンガーもそうなんだけど、それを自ら歌い演奏してそれが実にさりげなくて良い。
その華麗なギターの腕前も去ることながら、歌も実に味わい深くて素晴らしいんだよね。疲れた心に聴くと音楽が心と体に染み渡ってくる、そんな感じ。つまりボーカリストとしても超一流のアーティストなのだ。
このアルバム、ギターがバターみたいに溶けてるジャケットもお気に入りだった。