また何十回目かのジョーの命日がやって来る。

あの日僕は何をしていたのだろう。

あの年の冬は寒かったのだろうか、今ではすっかり忘れてしまった。


ただハッキリ覚えている事はスプリングスティーンと並んで、僕の10代の頃から20代前半迄の精神的支柱だったジョーの死はやはりショックだった。


だけど僕がロンドン・パンクとクラッシュにのめり込んでいた10代と、クラッシュが解散して、数枚のソロアルバムをリリースしていた、あの頃のジョーに対する熱情には明らかに違いがあったのも事実だ。


それでも僕にとってのジョー・ストラマーは今でも特別な存在だし、きっとこれからもずっとその思いが変わる事は無いだろう。



ジョー、今年は寒い冬になりそうだ。