セラピストが取り組むグリーフケア
父が亡くなって
あっという間に1か月が過ぎました。
身近な人の死
それも一人っ子の私にとって
ついに親が一人もこの世にいなくなる
という体験は
人生の中でも
最大級の試練。
しっかり向き合わないと
メンタルが壊れてしまう可能性が
あるものだと感じました。
父が救急搬送されて
44日後に亡くなるまでと
その後の私の状態や
ココロを扱うセラピストである私が
取り組むグリーフケアについて
少しずつ書いていこうと思います。
メンターであるヤスさんと
アカデミーの仲間が棺に入れてくださった
ブーケ。
お気持ちが本当に心に沁みました。
父の遺影とお骨は
マンションの私の家の
3軒向こうの両親が住んでいた部屋に
あります。
お線香あげに行かなきゃ
と思っても
優しい笑顔の
父の写真を見るのが辛くて
1か月の間に数回しか
いけていません。
今その部屋に住んでいる
息子と娘に任せてしまってます。
あとは夫が毎日
お花の水やりと
お線香をあげにいってくれていて
ありがたい
でも
私は両親の家に行くことができないのです
正直なところ
自分が父の死によって
ここまでメンタル的に
ダメージを負うとは
想像もしていませんでした。
なにしろ
かつては、父との関係が最悪でしたから。
こんなこともありましたし
⇓⇓⇓
だから
不意打ちのように
うつ状態に襲われて
戸惑い、苦しみました。
うつ状態におちいるまで
父が救急搬送されて
実際に救急救命室に
受け入れてもらえるまで
5時間近くかかってしまったのです。
救急車が4台
順番待ちしていて
救急車の中で
意識のハッキリしない父を
見ていたら、ものすごく不安になってしまい
思えばここからすでに
私のメンタルは大ダメージを
負い始めていたのでした。
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その日の私のFacebook投稿
「父の回復力を信じるのみ!」と
書いてはいるけれど
実は
「もう病院の外に生きて出られることはないかもな」って
気がしていたんです。
というのも
この日の2週間ほど前に
父の通院に付き添って
施設から外出したとき
あれ?なんだかちょっと
様子が違うな・・・
これは、こまめに施設に
会いに行ってあげたほうがいいかも
と、なにか
予感めいたものがあったので。
あの時の私の感覚って
やっぱりそうだったんだな・・・
と感じるとともに
そんな予感を持ってしまったから
こうなっちゃったのかもと
自分を責めたりもしちゃったんです。
そんなわけないのにね
その後
一時は回復傾向に向かっていたのに
病棟でものすごい
コロナのクラスターが発生して
面会できなくなり
父も院内感染し
だんだん雲行きが怪しくなってきた頃
気が付いたら
うつ状態に突入していました・・・
次回は
ベッドに横たわる父の姿にショックを受け
だんだん容態が悪くなるにつれて
父に死なれる恐怖でうつ状態におちいった
私の生活ぶりを書いてみようと思います。
重~い話で申し訳ないのですが
同じように
大切な人の死によって
グリーフのただなかにいる人に
届けられたら、という気持ちで
書き進めていきます。
だいじょうぶ
あなたは一人じゃないからね