【あなたはワーク/ライフ・バランスを実現するために、どんな努力をしていますか？】
【あなたはどんな支援があれば、ワーク/ライフ・バランスを実現できますか？】
■ワーク/ライフ・バランスを推進するために果たすべき役割
内閣府はワーク/ライフ・バランスの実現に向け「仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）憲章 仕事と生活の調和推進のための行動指針」を定めました。
この憲章では、ワーク/ライフ・バランスを推進する主な関係者として、【企業と働く者】【国民】【国】【地方公共団体】の4つを挙げ、それぞれが果たすべき役割を明記しています。
【企業と働く者】
協調して生産性の向上に努めつつ、職場の意識や職場風土の改革とあわせ働き方の改革に自主的に取り組む。
【国民】
自らの仕事と生活の調和の在り方を考え、家庭や地域の中で積極的な役割を果たす。また、消費者として、求めようとするサービスの背後にある働き方に配慮する。
【国】
国民運動を通じた気運の醸成、制度的枠組みの構築や環境整備などの促進・支援策に積極的に取り組む。
【地方公共団体】
仕事と生活の調和の現状や必要性は地域によって異なることから、その推進に際しては、地方公共団体が自らの創意工夫のもとに、地域の実情に応じた展開を図る。
■実際の取り組みは？
【企業と働く者】の取り組みとして進められている施策の１つが、「企業内保育所」です。例えば・・・
□三井物産株式会社様
・2008年4月、総合商社としては初めて、企業内保育所を設置しました。「かるがもファミリー保育園」と名づけられた保育園は、定員15人と小規模ながら、生後57日から小学校入学前まで利用でき、21時までの延長保育も可能という、利便性の高さが特徴です。
□オムロン株式会社様
・2006年度に仕事と家庭を支援する制度の充実を図り、その一環として、企業内保育所「きらら京阪奈」を開設。これ以外にも育児休職は子どもが2歳になった年度末まで、育児短時間勤務は子どもが小額3年生を終了する年度まで利用できる等、性別に関わりなく、意欲ある従業員が充実して働ける環境づくりを進めています。
□株式会社資生堂様
「赤木美香が聞く！女性活用のヒント 先端企業現場レポート」2006年11月号にご登場いただいた資生堂様は、2003年9月に、企業内保育所「カンガルーム汐留」を開設。資生堂様の社員だけでなく、定員枠の一部を開放して、他企業に勤めている人の子どもも受け入れています。
では【企業と働く者】の取り組みに対して、【国】【地方公共団体】はどのような役割を果たしているのでしょうか？東京都では、企業内保育所に対して、国の定めた保育士の配置基準等を一部緩和することで、設置を促しています。ただし国の補助はありません。
【地方公共団体】に対して「地域特性を活かした展開」を果たすことを求めつつも、「子どもは自分で反対する意思を示せない」ことから、【国】による最低基準を設置、地方への大幅な権限委譲には至っていません。
一方で「保育所の質を維持するには【国】の管理が不可欠」「地方に保育行政が移ると、財源が他に配分され、保育に回らない可能性もある」という考えもあり、「分権の温度差」は埋まらないようです。（2008年5月30日付「日本経済新聞」）
■【国民】＝【私】は？
【あなたはワーク/ライフ・バランスを実現するために、どんな努力をしていますか？】
【あなたはどんな支援があれば、ワーク/ライフ・バランスを実現できますか？】
【国】も、【地方公共団体】も、【企業】も、もちろん環境整備を促進してもらいたいですが・・・忘れてはならないのは、「ワーク/ライフ・バランスの主役は【国民】＝【私】」であること。
「●●がないからできない」から「●●があればできる」への発想転換。
これはクラーク・フューチャー・コンサルタンツが研修・講演を通じて皆様にお伝えしていることでです。
「●●がないからワーク/ライフ・バランスが実現できない・・・」ではなく、「●●があればもっと自分の望むワーク/ライフ・バランスに近づく！」という発想転換と、実現に向けて、できることから始めてみませんか？
だって、ワーク/ライフ・バランスの主役は【私】なのですから・・・！
↓内閣府 仕事と生活の調和推進室HPはこちらをクリック
↓
http://www8.cao.go.jp/wlb/index.html
↓三井物産株式会社様HPはこちらをクリック
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http://www.mitsui.co.jp/
↓オムロン株式会社様HPはこちらをクリック
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http://www.omron.co.jp/
↓株式会社資生堂様HPはこちらをクリック
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http://www.shiseido.co.jp/