その後
ジュリアが何か飲み込んで
レントゲンにくっきり、輪っかが写ってる・・・
獣医さんのなんとも、緊張した口調が続いて
だけど、シュガーの頭の中真っ白で
どうしよぉ
ジュリア
シュガー夕方からバイトだよ・・
バイト先に電話しなきゃぁ
でもこのまま、この獣医さんにジュリアを預けていいものかぁ?????
で、口から出たのは「ジュリアお家に連れて帰ります・・・」
獣医さんは
それでも構いませんが、胃の中にとどまっている間はそう長くありません。
腸にまで流れると、自然に出すことはかなり厳しいので
そうなると、開腹手術しかなくなるリスクがあります・・・
シュガーまたまた、真っ白頭から今度は濃ぉい灰色の頭に
診察室からでて、ジュリアをキャリーバックに入れて
ジュリアの顔を見るっ!
ジュリアはシュガーを信頼している
キャリーバックに入れられて、お鼻グシュグシュしてくっしゃみくっしゃみしていても
シュガーと一緒にいることに不安を抱いていない・・
ジュリアっ
この獣医さんにお腹の中の輪っか取り出してもらおうね・・・・
ジュリアっ
シュガーバイトだけど
直ぐにお迎えに来るから・・がんばってね
ジュリアのキャリーバックを抱いて
受付に舞い戻る
獣医さん中から直ぐに出てきてくれて
リスクを考えると不安でしょうけれど
これより良くなることはありませんっ
ジュリアちゃんお預かりします。
バイト先電話OKですか?
シュガー・・・「あっハイっ大丈夫です」
ただただ不安な気持ちで
ジュリアとあっという間にわかれた・・・・
続く・・・・