今日は曲目紹介の4回目

シューマンの夜想曲について

今回とりあげるのは第4曲目

夜想曲集自体は1839年に出版

結婚の一年前になる


あまり演奏されない。

・・・シューマンを一時期追っかけた私も

知らなかった

ドラクエで「ロベルト」と「クララ」って主人公に名前をつけて

遊んだりした・・・。( ̄ー ̄;

けれども優れた名曲である

最初の3曲はいずれも

ロマン的なノクターンではなく

むしろ

暗い死の幻影

墓地への幻想

から生まれたものであるという。

しかし4曲目だけは例外。

夜に遠くにいる人に想いを馳せるような

趣きのある曲である

「私ならアンコールに弾きたい」

とある本に書いてあるのを見て

今回とりあげることにしました


シューマンの曲は

シューマンが不安定な時に書いた曲を弾くと

こちらまで気が狂いそうになる・・・。

今回はバレンタイン

その時に私が「不安定」になる訳にはいかないので

幸福そうな曲を選びました


婚約をしたシューマンが

結婚生活を歩んでいく決意をした感じを受けます


そう

リストの前奏曲で

恋に落ち

愛の夢で

愛をささやき

君に捧ぐで

結婚し

夜想曲で

歩んでいく


そういう構成です


そして

リスト~シューマンへの流れもあります


更に

この日は伊藤さんがショパンのノクターンを弾くのですが

愛の夢はある意味リストのノクターン

そしてシューマンのノクターン

と3人の作曲家のノクターンがそろうことになります


フォーレのノクターンもいいけど

きっと暗譜に苦しむので却下。


本当は私もショパンのノクターン弾きたかったけど。


それからシューマンの「歌の終わりに」

とどっちにするかも悩んだ

「歌の終わりに」は結婚行進曲的な意味があるらしい。

でも「歌の終わりに」

は勉強したことあるし

今回は今までやってないことをしたかった。


この曲はアルペジオだらけで

私の苦手分野。

なのでとってもいい練習になります・・・。