今日はちゃんと練習しましたけど

やはり

というかなんというか

奥本さんに会った衝撃はでかくて

後遺症に悩まされた・・・。


「コードがあってりゃいいじゃん」病です・・・。


そんな訳で

前半はポピュラー系を弾き

少しづつクラシックの世界へ戻りました


でも

得たものも大きくて

奥本さんは

とっても歌心のある人だったので


暗譜が落ち着いた

ていうのもあるけど


やっと歌心を持って弾くことができるようになった感じ


あとはペダル

とてもぺダリングがうまくて

きれいに音を響かせられる人だった


ま、これは私も日々注意していることなので・・・。


「一か月前が一番嫌だ」

と ぶーたれた私に

バーテンさんが

「好きなことやっているんだから」

言ったのもあるけど


少し苦しくなくなってきた

先週末は胃が痛かったですから。

「音が苦」から「音楽」に少しなってきたかな

これも奥本さんのお蔭


そうねぇ

好きなことを

学生時代たいして練習しなかった癖に

今までどーゆー訳か続けてこれたのは

ほんと感謝ですよ


ただ

暗譜のプレッシャー

ってホント大きいです

練木繁夫さんも書いていますが

「コンチェルト本番の日など会場に向かうときは本当に嫌な気分になる」

「この状況から逃げ出すことができるのであれば私は逃げたい」

「なんらかのアクシデントによって本番がなくなればいい」


このあといろんなアクシデントの妄想が書いてあるのだがそれが面白い

私は「関東大地震がきてほしい」

それだけです

それで一発じゃん?


「それに比べると室内楽の本番は相当楽しい。」

「楽譜を見ながらの演奏できるということが、こんなに精神的プレッシャーを

取り除いてくれるものなのであろうか」


で、若いピアニストにソリストが譜面を見ながら楽しんでコンチェルトを演奏できるよう革命を起こしてほしい

と頼んでいたりする(爆)


これは「Aをください」という練木さんの著書から抜粋しました

室内楽をやる人にはお勧めです

室内楽をやらない人でも

ぺダリングなど勉強になることが書いてあります


先日の素敵な素敵な、の時も

杉山先生

ジタバタした挙句譜見ましたからね。

そうよ

海外の巨匠だって

楽譜見てたりするじゃん?


そもそも暗譜で演奏

というスタイルを確立したのも

リスト

それもリストを好きになれなかった理由の一つ


っていうかモーツアルトなんか弾く度に

即興的な要素が入るので

毎回違っていたらしいじゃん?

即興ができたら

そりゃ再現芸術にこだわらないよね?


って思うんですけど

とりあえず

暗譜を一通り完ぺきに

の目標が一カ月前なのです・・。

一応できて良かった


これから詰めをして

1週間前に自分を追い込んで

本番を迎えます


ので次に辛いのは1週間前・・・。