今日はレッスン
入会約半年の小学一年生に
バイエル上巻を導入しました
遅い?
これから約一年ちょいで下巻に行く予定です
椿先生と読譜や音感教育について
話題になったので
ここに書いておこうと思います
私はヤマハで育ち
ヤマハで教えた経験があるので
音感教育は大事
と思っています
そして音楽は言葉と同じように
聞く→話す→読む→書く
の順番で覚えていくのが
効果的
と思うのです
赤ちゃんは
お腹の中でお母さんの声を聞き
生まれて一年たって
やっと話し始め
お母さんが絵本を読んでくれるのを見ながら
字を読めるようになり
3歳位になってやっと字を書きだします
それだけ時間がかかるもの
そして子供の脳は耳からの情報を入れる力
感覚が
大人より強い
となればそれを生かさない手はないので
耳からどんどん音楽を入れていきます
ある程度読めて
ある程度歌えるようになってから初めて
(歌えないものが弾けるわけないですから)
楽譜登場です
こうして楽譜導入までの下準備をしておくと
あとでつまづくことなく
比較的すんなり進みます
もちろん大人は
子供と違って
感覚ではなく論理的に考える力が育っているので
楽譜導入はすぐですが。
音感はピアノでなくても
カラオケでも
声楽でも弦楽器でも
必要なもの
生徒が将来
ピアノ以外に進む可能性も考えています
今日初めて知ったのですが
バイオリンはAーDURから導入らしいですね?
いきなりシャープとかどうやって教えるんだろう?
ある先生に
「楽譜も読めないコが発表会なんて大丈夫?」
といわれましたけど
世の中楽譜読めないミュージシャンはたくさんいるので
(桑田圭祐とか)
音楽やる上での必須条件ではないと思うんですね。
ピアニストでも耳から入れた方が早い
というプロの方もいますし。
けど耳がないと
辛いなぁ・・・。
アンサンブルしてても
人の間違いも自分の間違いもわかんないんじゃない?
ベートーベン大変だっただろうなぁ・・・。