先日の土曜日
私が習っているピアノのお師匠様の
門下発表会が東京赤坂のサントリーホールで
開催され、弾いてきました。





今回は、私の家族は誰にも聞きに来ず、

写真や、録画などは全部自分でやりました。


サントリーホール、ブルーローズでの発表会は

昨年に続き2回目だったので

会場のイメージがわかっており

疲れは昨年よりも少なく済みました。

昨年は、渋谷のピアノスタジオで

リハーサルしてから六本木に向かったので、

そのせいもあってとても疲れました💦




出番待ちの最中。





スクリャービンの

左手のための2つの小品

前奏曲とノクターン両方引いたのですが、

ノクターンだけをこちらに貼らせていただきます。


もともと近視ですが、

年齢的に老眼も入ってきて

さらに乱視も入っているので

ここ最近コンタクトを入れて舞台に出ると

光がたくさん入ってきてチカチカし、

途中でどこを弾いてるか分からなくなる…

ということが何回か発生していました。


かといって、メガネにすると、

メガネの縁の外のところがちょっと見づらい。

そして、やっぱり

ドレスを着た時位メガネをしたくない…。

変な見栄の気持ちもあり

直前まで迷ってましたが

今回は、裸眼で譜面を見ながら、弾こう!

と決めました。


残念ながら、まったくのノーミスとはいきませんでしたが、

自分のやりたい事は8割がたできたかなと思います。


大野先生からは今回特に

音楽的なアドバイスは

ほとんどいただきませんでした。

音質についての注意はいつもの通り

言われましたが。


「自分の感受性を信じて自分なりの

イメージを持ちなさい。」

「齋藤さんだけの音楽を作りなさい」


そりゃそうですよね。

だってもういい加減若くないんだもの。

自分で感じて弾かなくちゃ

弾く意味あるのかいっ!

て思います。


それから、今回本番に臨むにあたって

心に置いたキーワードは、

「抑制」


どうも私は、本番が近づいて、

「間違えなく弾きたい」

「先生に悪く思われたくない!」

と思えば思うほどタッチが硬くなってしまうようです。


だけど大野先生の好きな音楽は

これ見よがしの外から見てわかりやすい音楽ではないんです。

ミスしないとか早く指が回るとか、

そういったことではないんです。


だから今回は、

ここの旋律きれいだから聞いてもらいたい!

と思っていても、

それを前面に出しすぎないように、

その気持ちをちょっと

抑制してみることにしました。


大野メソッドの発表会の出演も

これで3度目となりました。

だいぶ慣れてきました。


親の問題や自分の健康の問題もありますし

正直練習するのがしんどい時もあります。

できる限り続けて参加していきたいです。