宝塚歌劇団のトップサヨナラ公演は
駄作率が高いのですが
私の中でサヨナラ公演No.1
一路真輝 「エリザベート」
2番目は大地真央 「二都物語」でした。
チャールズ・ディケンズの名作。
フランス革命を時代背景に
パリとロンドンの二都を舞台にした物語。
イギリスの令嬢ルーシーはフランス亡命貴族のチャールズと知り合い、恋に落ちる。
一方スパイ容疑で裁判にかけられたチャールズを
救ったのが、チャールズと瓜二つの飲んだくれの弁護士シドニーだった。
シドニーは自分の恋心を隠して、家族同然に交友を深める。チャールズが死刑になると決まった時、彼のとった行動は…?
今回はブロードウェイ作品の13年ぶりの再演
主要キャストに井上芳雄、浦井健治、潤花。
二都物語観たいと思っていましたが、
自分の予定が不明…
昨日急遽大阪に行く用事ができて、お◯ぴでお安く譲っていただきました。
半館貸切だったみたいです。
観られてよかったですー!
宝塚歌劇団のものとは、かなり印象が違いましたが、最近観た中で1番!
一幕目なかなか井上芳雄氏登場しなかったけど、
今までの芳雄さんの作品で私的には1番。
どちらかと言うと浦井ファンですが、
今回は井上❤️
潤花ちゃんもルーシーがとてもお似合いでした。
やはりトップ娘役というのは、ただものではないと思いました。
現役時代は実力に❓のついた元トップ娘役の活躍ぶりを劇場内にあるチラシ見ても思いました。
潤花さんは歌唱も宝塚時代より上。
ワンスアポン新人公演で調子ハズレでも堂々歌ってた姿を思い出しました。
ビジュアルは最高の潤花さん。
ドレスの着こなしもよかった。
周りのキャストも実力派揃いで見応えがありました。
潤花ルーシーの父が福井晶一氏
ドファルジュが橋本さとし氏
大迫力でその場を制したのが
未来優希さん演じるドファルジュの妻。
チャールズが投獄されてからは、
舞台から目を離すことができませんでした。
登場人物も多くて、宝塚で上演したらいいなと思いました。
話は重たいですけどね。
大地真央の出演作では二都物語か
今度再演されるディーンが最高でした。
そのくらい好きな作品です。
井上さんはトークがうまいですね。
カーテンコールで、その日が大阪最終日の子役さんに話をふりました。
子役「私は今回初舞台でした。
一回一回を宝物だと思って演じました」
おおーと観客の反応に
芳雄「潤花さんは一回一回宝物だと思ってますか?」
潤花「もちろんですー」と笑ってました。