雪組大劇場公演もあともう少しとなり、マイ楽でした。

6日マチネは月組さん?ご観劇でした。

もう1回くらい観たかったのですが、

友の会はいうに及ばず、いろいろフラれました。

今回は1階席で客席降りが見られ、

バスティーユの白旗が見えました。

 

新人公演がいくら素晴らしかったといっても

やっぱり本役さんを観たら、違うわ~と思いました。

彩風さんの登場シーン。

声が深い。

マントさばきの美しさ。

夢白さんの登場シーンと所作。

牢獄でドレスを脱いでも際立つ美しさと涙。

いよいよ彩風さんとお別れかと思うと、

胸が熱くなったのは、フェルゼンの馬車のシーンと

最後のセラヴィアデユーの合唱でした。

フィナーレは咲ちゃん踊りまくり。

舞台上の組子は涼しい顔をしていますが、

銀橋の咲ちゃんは滝のような汗。

これ1日二回やるのよね?

咲ちゃんがんばれと心からのエールを送りました。

そして退団者のみなさん。

どうして、退団前の方々はこんなに美しいのだろう

と、思うほど、光輝いていました。

 

一緒に見に行った友人はベルばら2回目。

昭和50年の花組公演以来のベルばらという。。。

ベルサイユのばらごっこしていた幼馴染です。

彼女の感想。

「話がブツ切れ」

「朝美さん、女だからいつもより声高いの?」

「夢白さんの一声にコケそうになった。」

「縣君は昭和のアンドレっぽい」

「音彩さんのソロと、(有栖さんの)かげソロがきれい」

ということでした。

 

ベルばらの持つ世界観はすばらしく

豪華絢爛な宮廷はそれだけで目を楽しませてくれます。

宝塚の衣装は世界一だと思います。

改善するところがあるとすれば話の流れ。

時系列の新人公演の方がわかりやすかったです。

あと、拍手が終わらないうちに次の場面に行ってしまう

転換の早さも気になりました。

モンゼット夫人とシッシーナ夫人が革命広場に行く?

ありえへん!

原作にないシュテファン人形はどうして重要なのか?

「私がお人形で、お人形が私だったのです。」

このセリフは好きなのですが、必須アイテムなのか?

 

トップさんの個性でフェルゼン編が上演されるのだけど、

やっぱりフェルゼン編は無理がある。

フェルゼンやアントワネットが登場しないベルばらはありました。

オスカルのいないベルばらは成立しない。

って、ことはオスカル中心のベルばらが

一番ベルばららしいのだといえます。

次回はぜひオスカル編をお願いします。

 

ところで、

新人公演後の週末は、下級生のお茶(飲み)会の

集中日だったみたいで、私も参加してきました。

2回公演終えて、お茶飲み会して、次の日公演て

キツすぎない?

(と、参加した人言うか?と、ツッこんでおきます。)

コロナで下級生には初めてのお茶(飲み)会で

緊張された様子でした。

私が初めて参加したお茶会は1980年代でした。

娘役トップでも参加者は10名いるか、いないか。

進行役はいましたが、ほとんどフリートークでした。

今はだいたい進行が決まってますね?

当時も男役トップ3番目くらいまではホテルで開催されていましたが

下級生はお茶会そのものが、なかったのじゃないのかなあ?

子育て後宝塚に復帰したら、いろいろ事情が変わっていて

へえ~の連続でした。

公演にまつわるお話を聞いた後では見るポイントも増え

楽しかったです。

生徒さんの負担にならず、ファンが応援できるお茶会で

あってほしいです。