星組さん東京も梅田も初日を迎えられ、おめでとうございます。

東京は最初からあきらめていましたが、

梅田は梅芸会員も、友の会も、イープラスも全部

落選しました!

別箱とはいえ、星組人気すごいです。

新聞社の8月の観劇ツアーも星組は即売り切れでした。(雪組は残席あり)

 

観劇まで間が空くので、

楽天オンライン上映会「ベルサイユのばら」’06星組公演

湖月わたる主演フェルゼン編(役代わりオスカル 大空祐飛)を視聴しました。

よかったです!

脚本演出は初演に近かったです。

池田理代子氏の言う通り

「主人公はマリー・アントワネットと、フェルゼンとオスカル」

なんです。

中でもマリー・アントワネットの白羽ゆりさんがすばらしかった。

歌も演技もよかったです。

初風諄さんのアントワネットを超える人は(私にとって)

いないと思いますが、それに近かったです。

大空祐飛さんのオスカルを見て思いました。

やっぱりオスカルは宝塚の男役を超えられないのでは?

男役10年と言われる男役の演じる男装の麗人。

韓国や1979年の映画のオスカルにちょっと違和感を感じました。

男役は一朝一夕に身につかないよね。

普通の女優が演じると、女っぽくなってしまう。


あと印象に残ったのは安蘭けいさんのアンドレ。

歌はもちろん、演技もうまかったです。


この頃はまだ開演アナウンスで

拍手はおこらないですね?

いつからの習慣でしょうか?


それにしても、

役替わり公演は大変そうです。

この年はマリー・アントワネット生誕250周年で、

翌月星組公演から引き続いて雪組がオスカル編を上演。

朝海ひかるがオスカルで

引き続き湖月わたるさんは役替わりアンドレでご出演。

(その後また東宝劇場で星組公演でフェルゼン。)

この雪組公演を私は見たのですが、

マリー・アントワネットもフェルゼンも登場しませんでした。

娘役トップはロザリーでした。

植田紳爾氏は「こんなにロザリーを書いたのは初めて」

「朝海ひかると舞風りらのコンビを考えたからです。」

と書いておられます。

そうなると、原作ファンとしては、なんだかなと思います。

ベルサイユのばら50年の年に

雪組だけが上演するのは、さみしいと思っていましたが、

別の組が続演すると、色分けをしようとするあまり

本筋から離れた話になってしまうんだな

と、感じました。

オスカルファンとしては、

オスカル編も再演して、ドレス姿も見てみたいです。

ドレス姿のオスカルが転んで、

ショーちゃんアンドレが「ははは」と登場するのが

大好きでした。

この時は全く同じ脚本で、

花組から雪組の汀夏子さんにバトンタッチしたのでした。