スカステ難民なので、楽天TVで配信を時々楽しみます。

先週は月組公演「ダルレークの恋」。

インドの避暑地で、貴族の令嬢と騎兵大尉のひと夏の恋を

描いた作品です。

私が月城かなとさん主演の中で一番好きな作品です。

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生観劇して感激しましたが、

配信見てもやっぱりよかった~

このヴィジュアル!

「ロマンス劇場」とか、「ギャッツビー」もよかったですが、

一番れいこさんが美しいのは、やっぱりラッチマン。(個人の感想)

(あと「川霧の橋」のあおてんも好き。)

海乃美月さんもこの作品が一番きれいだと思います。

衣装もアクセサリーも素敵で、このポスターにも写っている

ブレスレットや額飾りも。。。

 

身分違いの恋だからと、ラッチマンはカマラに別れを告げられ、

手切れ金代わりに体で賠償しろと迫ります。

王族は体面を保つ為にカマラを差し出します。

(え、それが体面を保つの!?逆ちゃうか?)

その時のラブシーンがまた素敵で。。。

月城ラッチマンが横目で(このカメラワークも最高)

「来るんですか、来ないんですか」と、迫ります。

そしてラッチマンがターバンをくるくるっとほどき、

長髪がパラっと落ちる。(その色気にキャーとなりました。)

海ちゃんの腰に巻いていた布を使ったダンスも見どころ。

夜が明けて、ダル・レークの祭りに行く2人。

「2人は恋人同士かい?惚れているのかい?」

と、問いかけられ、海ちゃんカマラが

「とっても」

と、答えると、ラッチマンの表情がピクっとするとこも良き。

 

今度退団される彩音星凪さんと、菜々野ありさんの水の精のダンスも

すばらしくて、「おとめ」を見ていたら、

好きな作品にあげておられました。

夢奈瑠音さんのクリスナも美しく、衣装もお似合いでした。

夢奈さんも好きな作品に挙げておられます。

インド風のダンスの振り付けもかっこよく、

プロローグの風間柚乃さんの「ヒンドウーの神の踊り」もよかったです。

下級生もたくさん出番があり、中でもきよら羽龍さんが

歌もうまく、印象に残りました。

詩ちずるちゃんもかわいくて、歌うまでした。

 

「身分違い」だと言って、カマラはラッチマンを捨てましたが、

実はラッチマンはマハラジャの息子でした。

お話の後半でカマラが

「あなたを愛しています」

と言っても、時はすでに遅し。

2人は結ばれませんでした。

 

この配信は梅田千秋楽の録画で、千秋楽の挨拶がついていました。

出演者のみなさんがとても楽しそうに演じていて

月城さん自身が「下級生も皆楽しそうに演じているのがうれしい」

と、喜んでおられました。

何度もカーテンコールがあり、最後に

「みとさん(当時は専科 梨花ますみ)、みとさん、やっと共演できました!

雪組時代から、お尻をたたかれ、叱咤激励していただいたおかげで

ここに立てています」

と、月城さんがうれしそうに語りました。

 

礼真琴さんも峰さを理追悼コンサートのビデオレターで

「峰先生に、(阿弖流為で)『できるの?できないの?』と、叱咤され、

泣きながら『できます』と、返事した。」

そうで、峰さんの主演作で主演をするときは

一番に報告に行ったというエピソードを語りました。

 

みんなこんな下積みを経験してきたのだと思うとともに、

どこまでがモラハラで、どこまでが指導なのか、

指導する側はむずかしい時代になりましたね。

 

明日のオンライン上映会は蒼穹の昴です。

これも好きな作品です。