トップになったときから

主演は5作と決めていたという月城かなとさん。

その退団公演が始まってしまいました。。。

さてミュージカルロマン「Eternal Voice」は正塚晴彦先生による

あて書きて、恋愛ものではないけれど

今までで一番トップコンビが寄りそう作品となっています。

ヴィクトリア時代のイギリス。

アンティークの首飾りを手に入れたユリウスは、

それがメアリー・ステュアートの遺品か

超常現象研究家の友人(鳳月)の元に確かめに行きます。

その場にいた、物の記憶を感じることができる女性アデーラ(海乃美月)が

首飾りはメアリーのものだと口にします。

そしてユリウスとアデーラはメアリーが処刑された場所に赴きます。

政治的陰謀もからんで。。。

。。。

ストーリーを頭の中で整理しようとするんですけどね、

よく理解できてないwww

観ているときはわかっているつもりだったけど。

結局あれがこうで、だから首飾りが奪われて、

メアリーが出て来て、最後はヴィクトリア女王。

あれ、これで終わり?

次見たらもう少し理解して、まとめられると思います。

正塚作品は暗くて、わかりにくい。

正直なところ、月城さんのビジュアル生かした作品

源氏物語的なものがよかったなと思います。

なんなら、私のツボにはまったダルレークでもよかったな。

ラッチマン最高でした。

とはいえ、月城さんはどんな作品ふられても、

自分の色で完成させるところがすごいところだと思います。

 

では、いいところを見て行きましょう。

まず始まりのイントロのミステリアスな音楽がよかったです。

いつもの月城さんのビジュアルとは違って、オールバックで

登場した瞬間「誰?」って思ってしまいました・・・

いえいえ、声でああ♡と思いました。

見目麗しいのはもちろん、私は何よりも声。

セリフ回しや、声が好きなんです。声の圧。

声というと、鳳月杏さんの声もいい。

やっぱり役者は声!と、思います。

鳳月さんが出てくると、舞台が引き締まります。

海ちゃんの衣装がどれも素敵で、

最初から最後まで目を奪われました。(え、衣装だけ?!)

風間柚乃さんはひとことでいうと安定のカザマ。

路線の100期生の中でも一番芸達者。

鳳月さん、風間さん、天紫さんは意外と地味な役でした。

表の主役が月城さんと海乃さんだとしたら、

裏の主役は霊媒師?彩みちる、彩海せら姉弟。

みちるちゃん強烈でした。

月城さんに付き従うのが礼華はるさん。

歌うまに挟まれて、伸び悩んでいた歌がいっきにうまくなりました。

メアリー・ステュアートの白河りりさんは出番が少ないながらも

美声で目立っていました。

アンナ役の退団される麗泉里さん、歌がうまかったです。

きよら羽龍さんは、つけたされたようなお役で

花妃舞音さんとニコイチのような感じでした。

どちらかというと、月城さんの叔父さん(代役佳城葵)と

イチャイチャしている羽音みかさんのほうが目立っていました。

素敵な衣装に比べると、装置の予算少ない?

って、思いました。

セリを利用してうまく場面転換していて、

それはそれでよかったです。

 

いつも楽しみにしている初舞台生口上がありました。

自分の子供より年下になり、かわいいなと思います。

今年はまたビジュアルのいい人が揃ってる。

これから(いやそれ以前から)競争が始まるんですね。

 

最近になって外箱含めてチケットが取れ出し、

5月外部のチケット買ったので

チケット代が~

とうれしい悲鳴を上げています。

来週2回目を見るので、また続きはその時に。