途中まで書いていた観劇レポを消してしまいました(泣)

なので今頃8月30日観劇のレポです。

暑いけれど、もう9月。

 

花の道のコムラサキの実が色づき始めています。

「フリューゲル」は、最初の作品紹介読んでダウンでしたが、

みなさまの感想通り、良作でした^^

 

若い方は歴史の1ページなのでしょうが、

我々バブル世代には、ベルリンの壁がなくなったのは

ついこの間のことのように思えます。

(当時出会っていなかった)夫や友人が

「壁があるうちに。。。」

って、1989年ベルリンを訪れていました。

私の勤務先にはベルリン事務所があり

「社員の住居は西ベルリンで、事務所は東ベルリン」でした。

60代後半のドイツの友人は子供のころ

「東ベルリンの親戚を訪ねて、帰宅が午前0時前になったんだが、

その日の0時から西と東が行き来できなくなった。

もしあと30分帰宅が遅かったら、家に帰れなかった」

という話を聞きました。

余談がいっぱい失礼しました~

そんなベルリンが舞台の作品です。

 

月城かなとさん演じるヨナスは実直な軍人で

大真面目に面白いことを言うのが、笑いを誘いました。

海乃美月さん演じる西側のアイドル ナディアとは息がぴったり。

2人の充実期と信頼を感じます。

一方民主化に反対する国家保安省の鳳月杏さん演じるヘルムートは

終始ニヒルで冷徹な敵役。

ちなつさんがトップになるのかどうかはわからないけど、

この方の男役としての完成度は、将来指導者側に回ってほしいです。

ナディアのマネージャー ルイスに風間柚乃。

相変わらず芝居がうまい。歌もうまくて安定の三番手。

まだまだこれからの人なので器用すぎて、小さくまとまりすぎないでほしい。

夢奈瑠音さん演じる神父の教会の集う若者たち。

夢奈さんも重要なお役で歌でも活躍でした。

若者の中にたくさん下級生がいて、出番が多くてよかったです。

いろいろ小芝居もしていました。

しかし、私がわかってないだけなのかもしれないけれど、

娘役さんが特にキーパーソンになるお役が少なかったですね。

また民主化における第九の存在は大きいです。

ヘタに日本語の歌詞をつけないのもよかったです。

大団円を迎えるのにふさわしい合唱でした。

 

さて、栗田先生デビューのショーですが

「万華鏡」はばんかきょうって読むのですね。

お芝居の中にも前宣が出ていました。

お話仕立てで、最近のショーの中では一番好きな作品です。

最近物覚えが悪いのですが、終演後も主題歌の「絶景かな、絶景かな♪」

がぐるぐるしていました。

また改めて感想を書きたいと思います。

☆      ☆     ☆     ☆     ☆

「双曲線のカルテ」縣千さん復帰されましたね!

眞ノ宮さんのランベルトを観られたのはよかったですが、

(眞ノ宮さんの本来のお役ってセリフも少ない看護士。。。)

縣さんのランベルトも観たいので配信をこれから申し込みます。

映像で初演を見たのですが、今回作の脚本の方がいいと思います。

迷っている方がいらしたら、視聴をお勧めします。