花組別箱公演「二人だけの戦場」観劇してきました。

初演は観ていませんが

正塚先生やし、戦争物だし、暗いんだろうということは

予測していました。

また

初演の一路真輝さんは歌上手でダンスは苦手。

柚香さんとは真逆のスターで、そのあてがきで

れいちゃんに合うの???

って思いましたが、よかったです。

柚香さんは少し声がかすれるところはありましたが、

歌をすごく頑張っておられました。

何よりも柚香さんとまどかちゃんのラブラブ度が

今まで最高でした。

正直のところ、「うたかた」のまどかちゃんが

無垢というより、あざとく見えて私の中のまどかちゃんの

評価が下がっていたのですが、

今回こそ無垢でいちずなライラがとてもよくて、

評価がさらに+になりました~

(って何様や!?)

ネタばれあります。

 

まず上官殺害の罪でシンクレア(柚香さん)が

訴追されるところから始まります。

それを親友のクリフォード(永久輝さん)が弁護します。

(うわ、やっぱり暗い)

場面変わって士官学校の卒業式。

白い軍服軍団かっこいい。

その打ち上げ?の酒場で

ライラ(星風)とアルヴァ(希波らいと)が登場。

その登場シーンの踊りが美しくて印象的でした。

シンクレアはその兄弟が絡まれているのを助けます。

 

辺境の地に赴任したシンクレアと親友のクリフォード(永久輝)。

そこで再会したシンクレアとライラは惹かれあいますが、

独立をめざす少数民族のライラたちと、

連邦政府側のシンクレアの立場はむずかしいものになるのです。

惹かれあいながらも別れの時を迎えるシンクレアとライラ。

2人の純愛が涙を誘います。

とくにまどかちゃんがよくてですね。

今まではシンクレアの方からキスしていたのですが

最後にライラからキスして去っていくのが印象的でした。

(どうして「うたかた」ではこんな無垢な愛が

表現できなかったんだろう。。。)

(「ライラックの夢路」に欠けていたのがこういうとこだったんだよね。

ハインドリヒ(彩風)とエリーゼ(夢白)が惹かれあっていく過程が

イマイチ伝わらなかったんだよな)

と思いながら、うっとり見ていました。

 

羽立さん演じる軍曹とエルサ(朝葉)のカップルが

歌うまでよかったです。

エルサがおねえさんで誰?

と思ったら、ことのちゃんでした。

あとは希波らいとくんの成長が目立ちました。

 

この作品はもともとバウホールだったので、

主要人物が限られる。。。っていうことマイナスポイントでした。

別箱は下級生もお役がまわってくるものですが、

このは上級生でもあまりお役がなくて、

とくに綺城ひか理さんは出番が少なくて残念でした。

 

カーテンコールの光ちゃんの挨拶はいつも楽しみです。

並ぶといつのまにか、花組さんも長身の方が増えてる?

羽立さん、綺城さん、希波さん、長身ですね。

最後はハッピーエンドで、ああ~よかったと、

ホッとした気持ちで家路につきました。