また文春で宝塚の記事が出ましたが、

逆に今回の文春記事でファンは文春から離れるのではと思います。

私も癪で読んでおらず、後追いを見ただけなのが、
ふと思い出したのは峰さを理さんのことでした。
峰さんを追悼したとき
多くのジェンヌさんが
「峰ちゃんは芸事に厳しくて、よく叱られた」
と、おっしゃいました。

それでもたくさんの人に慕われた峰ちゃん。

星組の礼真琴さんは追悼コンサートで映像参加し、

こうおっしゃいました。

「下級生の時何もできなかったので、よく叱られた。

『できるの?できないの?!』と言われ、

泣きながら『できます』って答えました。

(峰のお披露目公演だった)『アルジェの男』で主演するとき、

一番に峰先生に伝えました。

すると、初日が無事迎えられますようにと、

ぎゅっと抱きしめてくれました」

今と昔の指導法は変わってきていますが、

心と心が通じ合っているかは他人に推し量れない

部分もありますよね。

 

表題に戻ります。

先輩後輩というと、安奈淳さんが先日榛名由梨さんと

徹子の部屋に出演されていたのを見ました。

どちらかというと、

私は鳳蘭さんと安奈淳さんが仲良しだと思っていましたが、

榛名由梨さんとも強い絆で結ばれていたのですね。

安奈さんのお母さまのお葬式の手配を

公演中の安奈さんになりかわり

当時30代だった榛名由梨さんがすべて取り仕切ったという話は

驚きました。

家族のような関係ですね。

 

 

 

そして、ヤフーニュースに上がっていた安奈さんのインタビュー記事で

ベルばら四天王の1人安奈淳さんは当初 配役がアンドレだったことを知りました。

でもどう考えてもこの二人の組み合わせなら

アンドレは榛名由梨。オスカルは安奈淳ですよね。

 

安奈さんのオスカルを見て、涼風真世さんや杜けやきさんらが入団。

さらにそれを見て、入団した人たちがいる。

そうして綿々と続いていくので、宝塚は不滅といわれます。

 

しかし、こんなこともおっしゃっています。

ベルばらは長谷川一夫先生の演出された原型から少しずつ変わっている。

お客様が素晴らしいと思ってくださるなら、それでいい。

ただ自分たちには、あのころの作品とは違うという思いはある。

あの初演あたりの、何とも言えない雰囲気は望むべくもないのかしら。

 

あのままのセリフだと今の人は違和感覚えるでしょうね。

当時子供だった私は、ポルニャック夫人の神代錦さんの

「陛下、ご心配あそばしますな。」

というセリフ(私の記憶が間違いなければ)に

すごいばあさんが出演しているな思いました。

帰宅してプログラム見た親が

「神代錦さんってまだ出てたんか!?」

と、驚いたのも覚えています。

もっとも当時の神代さんの年齢は、今の私より年下かもしれません。。。

「宮廷に巣くう佞臣、奸臣。。。」というオスカルのセリフにも

「???」でした。

このころのセリフは今でも覚えています。

今は何度か見ても、シーンすら忘れるけど、

若いってすばらしい。
 

今回の令和版 うたかたの恋にも同じことが言えますね。

観る人が令和版が素晴らしいと言って、

光ちゃんに憧れ、宝塚を目指す人がいたら

それでいいのかもしれません。

ただ昔を知る我々は(ちょっと変わったな。。。)

と感じます。

 

 今も美声の安奈さんの弾き語り