どうせ行くなら、いろいろ見ましょう!
ということで、帝劇の「エリザベート」にやってきました。
大阪公演は年末年始いないし、公演期間短すぎて見られません。
90年代に来て以来の帝劇です。
その当時今以上に大阪の公演は少なかったと思います。
エリザベート花總まりさん
トート 山崎育三郎さん
フランツ 田代万里生さん
ルドルフ 立石俊樹さん
ゾフィー 剣幸さん
ルキーニ 上山竜治さん
演出や装置がずいぶん変わった感じで、
こんなんやったかな~?っていうのが第一印象でした。
冒頭の亡霊の皆さん、装置の上で踊られます。
前の席の人は見えにくくないのかな。
花總さんがこれが最後のエリザベートかも。。。と、
思ったので、花總さんは見たかったのですが、
トートは正直なところ山崎さんと、古川さん迷いました。
山崎さんの陽の部分を知っているので、
古川さんの方が「死」って感じかなあ。。。と。
好き嫌いではなく、トートのイメージの問題。
でしたが、
もう育三郎さんのトート最高でした!
私はイチロさんのファンだったので、
イチロさんがエリザベートを下りてからの
東宝版は2回見ただけです。
トートは内野聖陽、山口祐一郎、石丸寛二、城田優と見ましたが、
私の中の1番はこれまで山口祐一郎さんでした。
しかし、今回育三郎くんに上書きされました。
もうホントに声量がすごくて。。。
最後のダンス♪の声の伸び。。。
みんな同じことを感じたのか。
拍手が鳴りやみませんでした。
そして、エリザベートを死に誘うベルベットボイス。
私ならイチコロで行ってしまいますね。
そして、花總まりさん。
どこにこの年でこんなかわいい16歳できる人がいる?!
ちょっと声がでにくい?
と、思いましたが、少女らしさを出す演出ですね。
こんな感じです。
歌に物足りなさはあるものの、
「勝ったのね♪」のくだりから、
「私だけに」の半端ないロイヤル感。
すべてそんなこと帳消しです。
さすが初演を成功させた方です。
フランツの田代万里生くんもうまいのよね。
歌だけでなく、お芝居が。。。
お見合い場面からの、年老いた皇帝の演じ分け。
もう何度もフランツされていますしね。
安定のフランツでした。
(ギャッツビーのニックもすごくよかったです。)
ここからはやや辛口です。
ゾフィーの剣幸さん
花組月組100周年以来のウタコさん。
今まで見た初風さん、寿さん、涼風さんが迫力あったので、
音域があっていないのかなという印象でした。
ルドルフの立石俊樹さん
はじめまして。。。
憂がちなルドルフです。
トートダンサーと踊っていたら、踊りがうまくて
歌より、ダンスの人なのかなと思いました。
ルドルフからみんな出世していってるから、
いろんな方から吸収して、がんばってね!
トートダンサーはますます進化していますね。
ルキーニの植山竜治さん
はじめまして。
高嶋政宏さん、成河さんの狂気に比べると、
アクの少ないルキーニでした。
子供ルドルフのところは演出も変わっていたのかな。
歌も演技もとてもうまい三木治人くんでした。
演出の変更が気になって、
できることならウイーンで本場のエリザベートを見てみたいと
思いました。
お花さんがこれでエリザ引退するなら
次回はちゃぴさんと誰がするんだろう?
備忘録代わりに前のブログを貼りつけます。
春野さん版
読み返したら、めっちゃ酷評書いてます。↓
蘭乃さん版
このころの宝塚見てなかったのですが、あとからみりおちゃんのトートが見たくて
オンデマンドで見たら
宝塚版の蘭乃さんは、さほど悪いエリザベートではありませんでした。
ただ宝塚とキーが違って苦戦したことを後から知りました。