流れの中に救いはたくさん用意されている | 阿蘇の国のクララ

 

6月15日(水)...

 

「アナベルにカラーに

ジャーマンアイリス...、

パパのホワイトガーデンからもらったよ♪」

 

モアコネクト

 

「今度の放射線では髪が抜けませんでした♪」

 

「よかった、5センチ切りましょうね♪」

 

「...白髪染めは止めておきますね。

発がん性物質がありますから」

 

「ママ、髪切れてよかったね♪」

 

これからどんどん

こんな時間が増えていくのだとしたら、

すばらしいと思いました。

 

流れの中に救いは

たくさん用意されているのかもしれません。

 

6月16日(木)...

 

「明治のRー1(砂糖不使用)、

コカ・コーラープラス、

メッツコーラ、...

発がん疑惑だって...」

 

「パパとクララ、

Rー1毎日飲んでるね」

 

「もう飲まない!」

 

※アスパルテーム・アセスルファムK

・スクラロースの3種の人工甘味料の

摂取量が多い人ががんにるリスクが増加

 

「...Rー1まだですか?」

 

「今日はどこに行くのかしら?」

 

阿蘇谷

 

「こっちの雲海の方が好きかも♪」

 

「クー♪」

 

「着いたよ、高塚さん」

 

高塚愛宕地蔵尊(大分)

 

「...ママとクララが無事だったから、お礼参り」

 

「そっか」

 

なんだろう、人間のこういうのって。

 

不思議だなあ。

 

神様は魔法のように病気を治してくれたり、

ママを生き延びさせてくれたりはしない...

 

でも、神様っているのかもね。

 

なぜか神社にいるときは、

ママがほんとうに元気だから。

 

癒されているとしか言いようがありません。

 

病気を抱えている人にしかわからない

悩み苦しみを前提とした笑顔、

同じ生きにくさを共有していることが、

暗黙の了解としてわかっている楽しさ、

そんなものがひしひしと迫ってきます。

 

「ママ、フクロウが来てる!」

 

決して大きいわけでもないけれど、

見晴らしのせいか解放感があって、

緑に囲まれて空気がすばらしくきれい。

 

そして常に光が美しい。

 

私もなんだかすごく効いた気がして

気分がよくなりました。

 

...これも医療かな。

 

「ホー...、クーちゃん、やっと会えたね♪」

 

写真中央にいます