ママの病歴(2022年) | 阿蘇の国のクララ

 

4月5日(火)...

 

一心行の大桜(4月4日満開)

 

「今日はママの病院らしい...」

 

アリスの桜

 

「アリスお姉ちゃん、いってきます」

 

午前9時半

 

午前11時

 

「今日のスケジュールは...」

 

 

「採血から...」

 

「チッ、痛いやないかい」

 

「つぎは、レントゲン」

 

「つぎは、呼吸器内科受診」

 

「つぎは、放射線治療科受診」

 

「ありがとう、無事に終わりました♪」

 

ハナミズキ(花言葉・永続性)

 

「ママ...」

 

「クー!」

 

ママの病歴...

 

2015年2月(49歳)

肺線がんステージ4告知。

(肺・胸・骨・肝臓・頭...)

 

2015年4月(50歳)

大学病院入院。

分子標的薬アレセンサでの治療開始。

 

2015年4月

大学病院退院。

 

2018年5月

間質性肺炎かと疑われる。

アレセンサ休薬、ステロイド治療。

 

2018年10月

休薬中に脳転移。

全脳照射のため再入院...脱毛。

一か八かのアレセンサ再挑戦。

 

2018年10月

大学病院退院。

 

2022年3月

再び脳転移。

ピンポイント照射(2回)。

 

2022年4月(56~57歳)

アレセンサ継続(約7年)。

 

ママの目標は1年でした。

それが7年経ちました。

 

この病院で

アレセンサを7年間飲み続けているのは、

ママだけだそうです。

(当時ママはアレセンサ50人目でした)

 

退院してママが帰って来たとき、

世界はこんなに明るかったのかと

驚きました。

 

でも同じ病気で

亡くなる方もいらっしゃいますから、

手を叩くことはできません。

 

ママはただ、

薬が効いただけ...

 

頭にできたがんの位置がよかっただけなのです。

 

今後は、

さらに大きな困難が待っているでしょう。

 

それでも三人で希望を持ち、

歩き続けたいと思います。

 

ブログで闘病を書いてくださっている方たちは

皆さん立派な方たちです。

 

素晴らしい生命力をみなぎらせています。

 

人間が持つ希望というものについて、

強い感動をいただいています。

 

どうか皆様の希望が

いつまでも

続いてくれますように。

 

「ママ、スミレ...」

 

紫のスミレ(花言葉は愛)