当時も独裁者がいて、今もいる | 阿蘇の国のクララ

 

3月27日(日)...

 

南郷谷

 

「クーちゃん♪

南郷谷で一番早く開花する

豊年桜が満開になったよ」

 

「クー♪知ってる。

お家から見えるもん。

今から見に行くところだよ」

 

豊年桜

 

 

高森阿蘇神社へ...

 

 

 

「...私は?」

 

「後で...、お参りしてくるから」

 

ミツマタ

 

 

「クー!」

 

豊年桜は、

観光地化されていない場所にあります。

 

薄暗い遊歩道の斜面を登り切ると、

南郷谷を見下ろすようにそびえ立っています。

 

2月末に始まった

プーチンによるウクライナ侵攻は、

ヒトラーによるチェコスロヴァキア併合や

ポーランド侵攻とそっくりです。

 

もはや欧州正面での

軍事衝突など起こらない、

などと考えていましたが、

そんなのは幻想でした。

 

80年以上前と同じパターンが

繰り返されていて、

そこには何の進歩もない。

 

当時も独裁者がいて、今もいる。

 

有史以来、

あるいはそれ以前から、

人類は、この地上で、

何のために何をやってきたのだろう。

 

人類史にとっての進歩とは何だろう。

 

「可愛い犬~♪」

 

「犬じゃない、クーちゃん!」

 

アスペクタ

 

もし戦争という極限的な状況に

置かれたとしたなら、

ヒトラーみたいな大悪人を殺すのは

どうなのだろう?

 

人を殺すのが悪いことなのかどうか。

 

そのことがよいことだとしたら...。