ムースパックできれいになったかしら? | 阿蘇の国のクララ

 

10月21日(木)...

 

阿蘇山の噴火にともなって

広い範囲で

火山灰が降るなどして

影響が出ています。

 

高森町の色見地区では

午前8時から

町が専用の清掃車を使って

降った灰の除去作業を始めました。

 

およそ1時間の作業で

道路に積もった火山灰

3トン分が回収されました。

 

一方、ふもとの小学校では

児童たちが火山灰が目に入らないよう

ゴーグルをつけて登校しました。

 

気象台は引き続き

火口からおおむね2キロの範囲では

大きな噴石や火砕流に

警戒するよう呼び掛けています。

 

尚、5年前の噴火では

噴煙が海抜11000メートルまで

上がりましたが、

きのうの噴火では

3500メートルで、

噴火の規模は前回ほどでは

ありませんでした。

 

火口からおよそ3キロ離れた

国内有数の草原、草千里や

火山博物館も立ち入り規制からは

外れています。

 

最新の情報に注意して

足を運んでくださいね。

 

「雨になったね」「クー」

 

新阿蘇大橋

 

「クー、どこ行ってますか?」

 

「HIヒロセよ」

 

「ってことは?」

 

「...半額キャンペーンですか?

じゃ、ムースパックもお願いします」

 

「終わるのは6時半頃になると思います」

 

「ひまを潰してきま~す!」

 

蔵人珈琲

 

現在、私たちが目にする

変化に富んだ阿蘇の地形は

数百万年前から

現在に至るまで

長い時間にわたり、

くり返し行われてきた

火山活動によるものです。

 

そして、

それらの総合的な結果として、

現在の阿蘇火山の現地形が

まさしく火の神によって

つくりあげられたものだと

阿蘇の人々は考えています。

 

阿蘇山中岳

 

阿蘇神社は

火を噴き煙を吐く荒々しい

阿蘇の火の神の怒りを鎮め、

世の安寧(あんねい)を願う

火山神としての性格をもっていました。

 

「そろそろ迎えに行きますか?」

 

 

「クー、きれいになったかしら?」