結婚式の記念日に | 阿蘇の国のクララ

 

6月20日(日)...

 

大分県佐伯(さいき)市へ...

 

パパ

「午後4時半、

閉館ギリギリに着きました!」

 

「よかったね♪」「クー♪」

 

道の駅やよい番匠おさかな館...

大分県の佐伯市、

山あいの里にある道の駅に

併設された淡水水族館です。

 

「ゆっくりどうぞ、って...」

 

「アカメ、釣ってみたい」

 

アカメ(スズキ目アカメ科)...

アカメはビワコオオナマズ・イトウと並ぶ、

日本三大怪魚です。

 

「アカメもすごいけど、今日は...」

 

「この子に会いに来ました♪」

 

5月28日に佐伯市で

黄金色のスッポンが捕獲され、

寄贈されました。

 

「気持ち悪いでしょう♪」

 

特産物販売所「弥生ぴかいち」

 

ママ

「川でも眺めながら食べる?」

 

番匠川...

大分県の南を流れる

長さ38Kmほどの短い川です。

小さな川ですが、九州でも

1、2をあらそうほどきれいな川です。

 

パパ

「持って帰って食べる」

 

パパ

「今から地元の回転寿司に行きたい」

 

ママ

「45分待ちだって...」

 

水産会社直営マルマン

 

「じゃ、老舗の喫茶店」

 

「閉まってる...」

 

カフェレストこすたりか(50周年)

 

「じゃ、ここでいい...」

 

「空いてる...」

 

南国ラーメン(昭和53年創業)

 

匂いは十分、

食欲をそそるいい感じのが

漂っています。

 

ママはチャンポン...

 

パパはチャーシューメンでした。

 

「なんだ、意外とおいしい♪」

 

城山(佐伯城址)へ...

 

「ようやく、遊べるね♪」

 

「クー♪」

 

城山は、標高144mで

山頂までの登山道は

1kmにも満たない登りやすい山です。

 

「杖、借りよう」

 

「ムササビがいるみたい」

 

夜の登山(午後8時以降)では、

ムササビを見ることができます。

 

ムササビは雌だけがなわばりを持っています。

 

なわばりの中には複数の巣をもち、

一つの巣をずっと使うことはなく、

日によってその巣を使い分けています。

 

「ここにもある」

 

「あそこにも」

 

「...ムササビ探しですか?」

 

「そうです♪」

 

「たくさんいますよ♪」

 

「クー、.パパは?」

 

「必死で探してる」

 

「クー、もうすぐ8時だね」

 

「見つけたかしら?」

 

「今日のママ、なんだか穏やかだね」

 

ママが私を見ました。

 

そして小さく笑いました。

 

「そう?だとしたら、」

結婚式の記念日だからかな」

 

「パパはムササビに夢中で忘れてるけど」

 

ルナ天文台

 

「アリス、私は前を向いて歩いているよ」

 

「私は、そこに向かって手を振ってる」

 

「...いつか再び会える日を信じて」