ヴィーガンズ・ハム | ノンビリ社長のゆるりな綴り

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厳しい経済情勢の中でも、何とか生き抜いている零細企業の社長51才。浅く広くマイルドな視点で日常を見渡し、ほのぼのとした手記を綴っていきます。

フライデーナイトにアマゾンプライムよりチョイスして観た映画がサイコーだった☆





舞台はフランス


小さな精肉店を営む倦怠期に陥っている中年夫婦は商売もイマイチ、、、女房は離婚を決意している。


そんなある日にヴィーガン過激活動派の若者たちに店を襲われる。
そしてある友達夫婦(この夫婦は大型チェーン精肉店で大成功)宅からの帰路、たまたま店を襲った若者の1人がサイクリングをしていたのを目撃した夫にヤバいスイッチが入ってしまう。


殺してしまったのだ。


ここから映画の本流が始まる。


バラバラにして町中のゴミ集積に捨てるはずの肉体を、翌朝女房が知らずしてハムの下処理にしてしまったのだ。
夫は知らずに加工スライスして常連に差し出した。


それが『最高の味』として評判が評判を呼び客が連日並ぶという奇跡を生み出した。


しかし肉体は1人の若者のみ。。。




そこから夫婦の離れた心に悪魔が住み着いた…


人肉を喰らう、だけの話ならただの猟奇的と話が片付くが、そこを料理するのがブラックユーモア映画なのだ。


とにかく面白かった♬


監督や原作者側の作り手が何を持ってこの作風を作ったのかは分からない。


これを観てヴィーガンや環境について考えさせらる、、、など毛頭あり得ない(笑)


これはあくまでも人間の汚い心や弱さをブラックに書き上げた映画なんだと思います。


この前日に焼肉をたらふく食べた後だから、それも可笑しくもありーの(笑)


見応えありました☆


では。