ロバートレッドフォードがメガホンをとった話題作。
1950年代にアメリカ中で爆発的に人気となったクイズ番組の裏側を書いた物語。
当時の国民は番組で毎週、繰り広げられる賞金ゲームに熱狂している。
そんな最中にスポンサーと局との思惑にまさかの操作が仕組まれる。
そこに公正取引?委員会の若手弁護士が鋭い視点と粘り強い調査で切り込む。
スター扱いの回答者や過去に敗北した回答者らにも接触し、
さらには番組関係者にも探りを入れ真相を暴いていく。
特別派手なサスペンス性はないけど切迫した緊迫感がイイ。
いわゆるテレビのヤラセえを取り扱った話なのだがアメリカでは
ウォーターゲート事件やケネディ暗殺にも並ぶ大きなスキャンダルだったようだ。
古今東西テレビ界のヤラセなど当たり前のことのように思うのだが(笑)
あくまでも「娯楽の演出」と言う点で誰も立件されずに終わる映画だけど
正義とは何か?とRL監督がメッセージを投げかけている印象を強く感じた。
面白かった♪
では。