東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党・脱原発担当)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
報道されている通り、原子力規制委員会は3月13日午前の定例会合で、鹿
児島県の川内原発1・2号機を「優先審査」することを決定しました。傍聴
席からは、「再稼働ありきじゃないか」「事故の責任をとれるのか」「福
島の被害者に恥ずかしくないのか」「原子力ムラに屈服するな」など、強
い抗議の声があがりました。
会合の前後に取り組まれた緊急の要請・抗議行動には、川内原発の地元か
ら松元成一さん(かごしま反原発連合有志・副代表)が参加(傍聴も)。
地元からの怒りの思いをぶつけておられました。行動では、「かごしま反
原発連合有志・副代表 松元成一」「再稼働阻止全国ネットワーク」「原
子力規制を監視する市民の会(5団体連名)」「たんぽぽ舎」「サヨナラ
原発福井ネットワーク 若泉政人」、以上5通の抗議(要請)文が規制庁職
員に提出されました。
事実上の再稼働第一号候補の決定です。新しい局面に入る中で、本当に再
稼働を阻止していくために何ができるのか。詰めた議論とより鮮明な行動
が必要になっていると思います。
以下、阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)の報告と、サヨナラ
原発福井ネットワークの若泉政人さんの抗議文を転送します。関連情報も
最後に付けましたので参考にしてください。なお、他の抗議文などは改め
てご紹介できればと思います。
------------------ 以下、転送 ---------------------
みなさまへ
すでにご承知のように、審査書作成に優先的にとりかかるとして川内原発
1・2号機が選定されました。
今日の会合前、9時から原子力規制委員会のビルの前で10名ほどで、地
震動評価はやり直しだ、汚染水対策がない、福島の汚染水対応が優先だと
して、審査書作成にとりかからないようにとアピールしました。9時20
分に原子力規制庁職員に申請書を手渡しました。TBSテレビと共同通信が
取材にきました。
その後中に入り傍聴しました。この関係で配られたのは一枚紙で裏には、
地震・津波関係の進捗状況が書かれていました。
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0046_02.pdf
基準地震動については、川内以外が未審議、耐震設計方針については、川
内は基準地震動が変わったため、再度審議となっています。地盤・斜面の
安定性については、すべて未審議、火山影響評価については、川内だけが
残っていて、火砕流のシミュレーション解析実施中とあります。
島崎委員の説明を聞く限りでは、川内も耐震設計も地盤安定性も火山も未
審議で、とても審査書にとりかかることはできない感じでした。基準地震
動がつい昨日決まっただけで、それにより機器が耐えられるかどうかとい
う耐震評価はこれからです。
そもそも審査が終わっていないのに全体の評価などできないはずです。審
査の残りと評価(審査書の作成)を同時並行でやろうということですが、
汚染水問題を抱えて、そんなところに人的資源を投入している場合ではな
いと思います。
ところがその後、田中委員長や更田委員が、川内は基準地震動が確定して
いることを強調する発言をして、では川内原発でとあっさりと決めてしま
いました。大島委員や中村委員からはコメントなしです。会場からは、ま
だ早い、汚染水対策が先だ、事故が起きたら責任とれるのか、といった発
言が起こりました。
終了後の抗議行動には、60名ほどが集まりました。
阪上 武
-------------------------------------------
抗 議
原子力規制委員長 田中俊一様
規制委員会の「審査書案」の作成に進む原発の絞り込みに抗議する。原
子力規制委員会はその委員の構成に、原子力事業者の出身者が含まれてい
るなど判断の独立性を著しく阻害される危険性が発足当初から指摘されて
いる。人事面だけでなく委員会の審査自体も到底科学的とは言えない不公
正さをはらんでいる。同じ断層であっても、津波に関しては武村式が、基
準地震動に関しては入倉式が適用されるというダブルスタンダードになっ
ていることや、機器の多重故障などを想定していないことなどからも、委
員会の審査自体が無効であることを強く主張する。福島の経験は曲解され、
いかされていない。
奇しくも、推進側である班目元原子力安全委員長からも「規制委に専門
家いない」「緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)は相変わ
らず原発の近くにある。今事故が起こったとして、対応できるとは思えな
い」と指摘(2014.3.6産経ニュースweb)されていることに、「世界一厳
しい基準」と豪語するなら、この身内と言ってよい班目氏の発言に田中委
員長は反論し、疑問を払拭して身の証を立てなければならない。貴職の判
定の結果、多くの人命が危険にさらされる可能性があるからだ。
「審査書案」の作成に進む原発の絞り込みを撤回し、辞職せよ。
2014年3月12日
サヨナラ原発福井ネットワーク 若泉政人
[転送・転載歓迎/重複失礼]
報道されている通り、原子力規制委員会は3月13日午前の定例会合で、鹿
児島県の川内原発1・2号機を「優先審査」することを決定しました。傍聴
席からは、「再稼働ありきじゃないか」「事故の責任をとれるのか」「福
島の被害者に恥ずかしくないのか」「原子力ムラに屈服するな」など、強
い抗議の声があがりました。
会合の前後に取り組まれた緊急の要請・抗議行動には、川内原発の地元か
ら松元成一さん(かごしま反原発連合有志・副代表)が参加(傍聴も)。
地元からの怒りの思いをぶつけておられました。行動では、「かごしま反
原発連合有志・副代表 松元成一」「再稼働阻止全国ネットワーク」「原
子力規制を監視する市民の会(5団体連名)」「たんぽぽ舎」「サヨナラ
原発福井ネットワーク 若泉政人」、以上5通の抗議(要請)文が規制庁職
員に提出されました。
事実上の再稼働第一号候補の決定です。新しい局面に入る中で、本当に再
稼働を阻止していくために何ができるのか。詰めた議論とより鮮明な行動
が必要になっていると思います。
以下、阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)の報告と、サヨナラ
原発福井ネットワークの若泉政人さんの抗議文を転送します。関連情報も
最後に付けましたので参考にしてください。なお、他の抗議文などは改め
てご紹介できればと思います。
------------------ 以下、転送 ---------------------
みなさまへ
すでにご承知のように、審査書作成に優先的にとりかかるとして川内原発
1・2号機が選定されました。
今日の会合前、9時から原子力規制委員会のビルの前で10名ほどで、地
震動評価はやり直しだ、汚染水対策がない、福島の汚染水対応が優先だと
して、審査書作成にとりかからないようにとアピールしました。9時20
分に原子力規制庁職員に申請書を手渡しました。TBSテレビと共同通信が
取材にきました。
その後中に入り傍聴しました。この関係で配られたのは一枚紙で裏には、
地震・津波関係の進捗状況が書かれていました。
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0046_02.pdf
基準地震動については、川内以外が未審議、耐震設計方針については、川
内は基準地震動が変わったため、再度審議となっています。地盤・斜面の
安定性については、すべて未審議、火山影響評価については、川内だけが
残っていて、火砕流のシミュレーション解析実施中とあります。
島崎委員の説明を聞く限りでは、川内も耐震設計も地盤安定性も火山も未
審議で、とても審査書にとりかかることはできない感じでした。基準地震
動がつい昨日決まっただけで、それにより機器が耐えられるかどうかとい
う耐震評価はこれからです。
そもそも審査が終わっていないのに全体の評価などできないはずです。審
査の残りと評価(審査書の作成)を同時並行でやろうということですが、
汚染水問題を抱えて、そんなところに人的資源を投入している場合ではな
いと思います。
ところがその後、田中委員長や更田委員が、川内は基準地震動が確定して
いることを強調する発言をして、では川内原発でとあっさりと決めてしま
いました。大島委員や中村委員からはコメントなしです。会場からは、ま
だ早い、汚染水対策が先だ、事故が起きたら責任とれるのか、といった発
言が起こりました。
終了後の抗議行動には、60名ほどが集まりました。
阪上 武
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抗 議
原子力規制委員長 田中俊一様
規制委員会の「審査書案」の作成に進む原発の絞り込みに抗議する。原
子力規制委員会はその委員の構成に、原子力事業者の出身者が含まれてい
るなど判断の独立性を著しく阻害される危険性が発足当初から指摘されて
いる。人事面だけでなく委員会の審査自体も到底科学的とは言えない不公
正さをはらんでいる。同じ断層であっても、津波に関しては武村式が、基
準地震動に関しては入倉式が適用されるというダブルスタンダードになっ
ていることや、機器の多重故障などを想定していないことなどからも、委
員会の審査自体が無効であることを強く主張する。福島の経験は曲解され、
いかされていない。
奇しくも、推進側である班目元原子力安全委員長からも「規制委に専門
家いない」「緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)は相変わ
らず原発の近くにある。今事故が起こったとして、対応できるとは思えな
い」と指摘(2014.3.6産経ニュースweb)されていることに、「世界一厳
しい基準」と豪語するなら、この身内と言ってよい班目氏の発言に田中委
員長は反論し、疑問を払拭して身の証を立てなければならない。貴職の判
定の結果、多くの人命が危険にさらされる可能性があるからだ。
「審査書案」の作成に進む原発の絞り込みを撤回し、辞職せよ。
2014年3月12日
サヨナラ原発福井ネットワーク 若泉政人