情報開示、郡山市・子どもの積算線量(おしどりマコ) | clapton481のブログ

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情報開示、郡山市・子どもの積算線量(おしどりマコ)

「『この夏、少しでも被曝をおさえたいから、窓を開けなくてもすむよう、
学校にクーラーを設置してほしい』という請願書が郡山市議会に出されたが却下されてしまった。
今でも、様々な線量低減、被曝低減の取り組みが行えるはずなのに、
除染以外の予算がつかないのはおかしい。現状を記事にしてほしい」

というのだ。

このエアコン設置の請願についても少し調べた。
平成24年6月19日に請願第24号として
「小学校そして中学校へのエアコン設置を求める請願書」が提出されている。
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/2521_seigan24t060.pdf

請願主旨は

除染で校庭の空間線量は低減したが、一部の学校では再び上昇する傾向にある。
学校敷地内には多様なホットスポットが生じていることが判明しているため、
教室の窓を解放しての学校生活は、外部・内部被曝を防止する見地から回避すべき。
③昨年の夏は、扇風機やよしずなどで暑さ対策をしていたが、窓を開放できない限り、
その効果は限定的であった。
子供たちの健康、学習環境、外部・内部被曝を現象させることは
郡山市の私たち大人の重要な責務である。

請願内容は

1.小学校そして中学校の教室にエアコンを設置すること。
2.これらに係る費用については後日、郡山市から東京電力株式会社に費用弁償を求めること。

これが6月27日の文教福祉常任委員会で話し合われたが、不採択とされた。

その理由は

1)除染モデル校のうち4校で調査したところ、窓を開放する前と開放した後の教
室内の線量を毎日、週1回測定して教育委員会・各学校のHP等で報告している。
2)窓を解放して授業しても保護者からのクレームは一切ない。
3)保護者からのエアコン設置の要望はない。
4)除染業者のお蔭で震災以前の郡山に戻った
5)節電が叫ばれている今エアコンで電力を使うのはいかがなものか。
6)今日の新聞で子供たちがプールで元気に泳ぐ姿を見てこれが本来の姿と思った。
7)外で自由に元気に運動して汗を流す姿が子供たちの健康にもつながる。
8)自然の気候の暑さ・寒さを体で感じる事も教育。
9)子どもの言いなりになってはいけない。我慢をさせるのも教育。

などが不採択の理由であった。

「我慢させるのも教育」というのは非常に疑問である。
それ以前に、被曝しない環境を整えるべきではないだろうか。

不採択であったが、6月29日の郡山市議会全体会で請願書を出した議員から、
採択すべきと討論の通告がされた。

この日の議事録から、抜粋する。
http://www2.city.koriyama.fukushima.jp/gijiroku/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=webusr&PWD=&XM=000000000000000&L=1&S=7&Y=%95%bd%90%ac24%94%4e&B=-1&T=-1&T0=-1&O=-1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=1&N=7&W1=&W2=&W3=&W4=&DU=1&WDT=1&EDIT_MODE=0

岩崎真理子議員

原発事故による放射能汚染によって、昨年の夏は教室の窓の開閉も制限され、
子どもたちは暑さの中で、救急車で運ばれたり、鼻血やあせもに苦しめられました。
現在、外での体育の授業や遊び時間の制限が解除されたとはいえ、
被曝の影響が解消されてはおらず、その上、体力や免疫力が低下傾向にあることを考えるなら、
暑さ対策や放射能汚染対策の点からも学習環境の改善を図り、
整備することは有効ではないでしょうか。

子どもは、この間、さまざまな我慢の連続でした。
これ以上の我慢を子どもだけに求めることをすべきではありません。

駒崎ゆき子議員

放射能汚染という負の遺産を子どもたちに残さなければならない中、
子どもたちへの謝罪こそあれ、我慢させるのも教育とは、私は言えません。

私は、次の理由によりエアコン設置に賛成いたします。
1、子どもを放射能から守るため。
2、子どもの学習環境を整えるため。
3、子どもの健康のため。
エアコンの設置は、この夏に間に合うようにするべきです。

また、エアコン設置には、400万円を超えれば3分の1の補助があると文部科学省は言っております。
また、二本松市や広野町は、事故後、直ちに全教室にエアコンを設置したそうですし、
文部科学省は、東日本大震災の被害を踏まえ、学校施設の整備に関する検討委員会を設置し、
学校に避難所機能を持たせることから、空調設備、冷房について設置するとしています。
今後、学校を避難所とする計画からも教室のエアコン設置は必要です。

蛇石郁子議員

県内では二本松市、伊達市が昨年7月、既に、小中学校普通教室すべてにエアコンを設置しています。
東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染は、子どもたちが健康に生活し、
学び、遊び、育つ権利をことごとく奪い去りました。

本来、本市は放射能汚染状況から判断し、学校校庭の表土をいち早くはいだのですから、
あわせて、昨年から小中学校にクーラーを設置してしかるべき
でした。
しかし、扇風機、よしずで対応したのは、エコ対策だけではなく予算面での判断と推察いたします。
除染には300億円もの多額の予算をつけているのですから、
学習しやすい環境づくりのために予算を立てられないはずはありません

また、かかった費用を全額東京電力に求めることも可能です。

呼吸により取り込まれた放射性物質は体外へ排出されにくく、
ごく微量であっても肺の中で放射線を出し続けるため大変危険ですし安心は禁物です。
呼吸による内部被曝をしっかりと防いでいくべきです。
現在も未来も、放射能から完全に子どもたちを守るため、
内部被曝、外部被曝防止対策は最優先事項ですから、
快適な学習環境の中で健康に心配することなく勉学に集中できるよう、
小中学校にエアコン設置を求める本請願は大変意義があります。

など、女性3議員が採択の討論をしたが、採決により、再び不採択となった。

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 このエアコン設置の請願書が不採択になった件に、福島県の現状があらわれている。

①子供に被曝をさせたくない。
②除染以外の、様々な要望にも予算をとってほしい。

このシンプルな要望が、なぜか取り上げられないのである。

【NLオリジナル】