【作業員の証言「生蒸気だ!主蒸気系が壊れている」】 | clapton481のブログ

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【作業員の証言「生蒸気だ!主蒸気系が壊れている」】

olievenewsより

民間事故調(福島原発事故独立検証委員会)の報告書が公開され、遅くとも2012年3月11日までに出版されるという。
東電の清水正孝社長(同)や吉田昌郎同原発所長(同)ら同社幹部の聴取も要請したが、東電側から拒否されたとのことである。
以下は、テレビ朝日が報じたその内容である。

<作業員の証言>
正確な時間をはっきり覚えていないのですが
「建屋がすごいことになっている!」という報告が来たのは
水位が下がり始めた19時以降だと記憶しています。
1号機・2号機の運転員からの報告でした。
1号機か2号機かは覚えていませんが
暗闇の中、原子炉建屋に懐中電灯を手にして
近づいていったそうです。
原子炉建屋は二重扉です。
懐中電灯を照らして
まず外側の扉を開けて中に入り
次に内側の扉に近づき
扉のガラス窓に懐中電灯の光を当てた時です。
ガラス窓の向こう側に白いモヤモヤの蒸気が
充満しているのを運転員が見たというのです。
「あれは生蒸気です!」
この報告を聞いて対策本部内にいた人達は
「どうするんだ」
「まさか爆発しないよな」と口にし始めました。
「生蒸気」は二つしか考えられません。
一つは暖房用の蒸気です。
しかし地震でボイラーが停止している上、
暖房用スチーム管はその管は細い。
「暖房用ではないだろう」という声が上がりました。
そうなると原子炉の蒸気をタービン建屋に送る主蒸気管しかない。
主蒸気系が壊れているとなれば非常に危険で
そのフロアでは作業ができないことを意味します。
案の定、中央制御室の外側や非管理区域まで
放射線が検出されているという報告が来ました。
非常に線量が高いというのです。
「もうこの原発は終わったな」
「東電は終わりだ」
この時、私はそう思いました。
主蒸気系の配管の場所を考えると津波で壊れたとは思えません。
「生蒸気」の報告が来て、そこら中で「生蒸気が漏れているらしいぞ」と
多くの人達がざわざわと口にし始めていました。
-----ここまで

図2=福島第一原発1号機系統図

東電福一2U(2号機)については、11日22:21分15条通報資料でTAF(燃料頂部)+3400mm。12日03:34分RCIC稼動中を確認している。
一方、1号機は11日22:10分にTAF+450mm近辺にまで低下している。この時刻近辺から報告が慌しくなり、23時にはタービン建屋の放射線量が上昇している。
政府や東電は、1号機のメルトダウンを主張しているが、本紙は継続して否定してきた。
それは、原子炉水位の挙動、原子炉からの放射能放出量との関係が合致しないことが背景にある。
この作業員らの証言では、主蒸気管だと断定的に話している。

しかしながら是は以前から議論されてきたことだが、地震で配管に亀裂が入り、それが操作員の非常用複水器のMO弁操作によって無用な原子炉の圧力上昇をもたらし、最終的に主蒸気管の損傷につながったとすれば、全体が整合する。
すなわち、津波によって生じた事故ではなく、地震によって生じた配管の損傷と最後の原子炉冷却及び圧力制御手段であった非常用複水器の認識ミスと誤操作が重大事故をもたらしたことになる。
作業員の証言は、蒸気(放射能を含んだ)が原子炉外部に漏出していることを示している。
主蒸気配管がやられてしまうと、他の原子炉圧力を制御するシステムが正常に動かなくなる。
格納容器圧力は漏出した蒸気で圧力が上昇して行く。うむ。
(今回の事故で、格納容器の圧力が過剰に上昇すると漏れ出すことが分かっている。)

その後11日23:40分には、タービン建屋で1.2mSv/hの高い線量が検出されており、原子炉内部の蒸気が外部に大きく漏出していることが分かる。
なおこの時点で官邸は、格納容器内には窒素ガスが充填されているので爆発はないとの認識が充満していた。
危機管理とは、最悪を想定し、幾重もの準備を怠らないことであるが、民主党政権にはそれが無かった。
作業員の言葉を借りれば、「もうこの原発は終わったな」「東電は終わりだ」「民主党も終わりだ」である。