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Life is like a Trip.

CLANNの活動と日々の遑について。

※実行委員会としての見解ではなく、個人の想いを書き連ねています。

 

 

 

下北最大の野外フェス「まさかリズム」、第2回目を9月30日(日)を開催します!

奇跡の初回から不安を抱えながらの2回目ですが、ありがたいことに多くの反響を頂いています。

まず出演者の数。

気づいてみれば38団体の出演と、去年の1.5倍です。

俺の知り合いを中心に声をかけて実施した初回でしたが、知らないところまでイベントが届いているんだなぁと感動しました。

当初は多すぎたら抽選で絞る予定でしたが、感動のあまり全部出演してほしい!と押し通すことにしました。

 

去年の2ステージでは明らかに枠が足りないために、急遽、来さまい館も使って3ステージでの開催にしました。

みんな苦笑いです。明らかにマンパワーが足りません。

それでも3ステージを強行するのは、このイベントが「手作り」だからです。

地域を、下北を、1つの音楽シーンを盛り上げたいという想いだけで人が集まり、やっています。

もちろんみんな仕事もあるので、プライベートを切り裂いて、ボランティアです。

その中には、音楽なんてやらない人たちもいます。

プレイヤーはステージに立ちたいから頑張れるのは当然です。

支えているのは、熱い想いだけです。

 

なので、ただ演者が音を出して気持ち良かったー!だったり、爆音で踊って気持ち良かったー!みたいな普通のフェスにはしたくないと思っています。

音楽好きだけじゃなく、そうじゃない人もいる。

「下北で何か盛り上がることしたい」これが1番のテーマです。

そして、各地にいる面白い人たちを集めて新しい化学反応が起きるのを見ようとしています。

そのゴチャゴチャ感こそが強みだし、初回で成功を収めた要因だったと思っています。

 

グルメも大幅に増加しています!

個人的に嬉しいのは、下北全市町村からの出店があるのです。

演者は全市町村揃えると初回からやっていましたが、今回は出店もです。

「海自カレー」「Sora空っ」「海軍コロッケ」という新旧むつ市グルメ。

「東通牛」や「大間マグロバーガー」など、マジで食の祭典です。

鮟鱇とかウニがあれば、マジで下北初の快挙にすらなると思います。

あとはまだ交渉中ですが、子供たちが遊べる縁日や、個人クラフトのワークショップなども。

これだけでも1つのイベントが組める規模です。

演者側とも交流して、客に取り入れつつ、演奏も楽しんでほしいです。

 

 

そして、まだ公表段階ではないのですが、今回の3ステージにはそれぞれテーマを設けたいです。

イベント広場に元からある「釜臥ステージ」は、その『高さ』。見えやすいし、ザ・ステージって感じです。

装飾が去年はイベントフラッグだけだったので、もう少し華やかにしたいなと思っています。

なんか良いアイデアないですかね。

照明とかスモッグは予算的に無理です(笑)

 

 

広場の対面に設ける「陸奥湾ステージ」は客席との『近さ』。

今年はこっちでバンド演奏もあるので、もっとステージ感になるよう作りこみます。

去年はちょっと小さかったので、サブステージと思っている方もいるかもしれません。

むしろ釜臥ステージの方が高さと客席との距離で難しいと思います。

多分盛り上げやすいのは陸奥湾ステージ。客席ガンガン煽る。触れ合う。バックに釜臥山で映える。

 

 

そして、新設の「来さまい館ステージ」は、『空間』。

建物内で隔絶され、ジャズライブでも使われる吹き抜けのフロアのリバーブは心地よい。

能舞など郷土芸能でも使うステージを貸していただきます。

床には下北半島の巨大な地図。横には田名部まつりの山車。

アコースティックを中心に、座りながらゆったり音に浸る空間をつくります。

建物のフロア使うので大きい音のバンド演奏が出来ないのですが、広場とは違うステージができます。

あと9月末は去年も寒かったので、暖をとることもできます(笑)

 

広場では2ステージを交互に演奏しつつ、来さまい館では独自に進行します。

来場者は会場を自由に行き来して、下北にある色んな音を楽しめます。

広場と来さまい館の間には駐車場があるのですが、そこがグルメブースになります。

両会場の往来が盛んになるような仕掛けです。

外からは気づきにくいので、来さまい館でもやっているよ!っていう周知は徹底したいです。

 

 

客が分散して寂しくなるとか、色んな懸念の声がありました。

いくら頭をひねっても、上手くいくとは限りません。

でも、「手作り」なのです。失敗してもクビにはなりません。

失敗したら来年直せば良いし、上手くいったらみんなに感謝するし、それでいいと思います。

演者側にも、色んな心配があるかもしれません。

客がいなかったらどうしようとか。

でも、それがライブです。どこでやろうが条件は一緒です。

 

俺は沢山の人が集まることよりも、9月30日という日に下北で一日中音楽が鳴っていることが大事です。

誰がいても、誰がいなくても、音楽を鳴らすんです。

響いたらいいな、響かせてやるって願いながら。

それが演者である最低条件だとすら思います。

 

 

とはいえ、1つのお祭りです。

自主企画「Favorite loop」から始まった繋がりが拡大して、色んな人を巻き込みながら、気づいたらこうなっていたイベントです。

これがスタンダードにならなくてもいいです。

目指す形が違うなら、それぞれが描くものを形にしていけば良いと。

色んなイベントが乱立したり、意識し合ったり、ちょっと寄り添ったり。

そんな風になったら、それは「何もない」よりは盛り上がっていることになります。

 

「まさかリズム」が、そのキッカケになるのなら、なんて素敵なことでしょう。

 

 

 

この無駄に長い投稿は、「まさかリズム」に来ようと思ってくださっている皆さんやCLANNの近況を知りたい奇特な方に加え、「まさかリズム」参加者に向けても発信しています。

俺のワガママでしかありません。

始めは自分が野外ステージでsteppin'したいだけで企画した催しでしたが、作り上げていくうちに思い入れが出来ました。

大好きになった下北に、何かを遺したい、返したいという一心です。

大人の文化祭です。楽しみにしていてください。

至らぬところがあれば、どんどん言ってください。

成功させるためにやるんじゃなく、形にするためにやっています。

一緒に悩んでくれているみんな、本当にありがとう。

終わったら良い酒浴びるほど飲みましょう。次の日月曜だけど。

そんな1日があったっていいじゃない。

ちょっと間が空いてしまったけれど、アルバム「nostalgia」のライナーノーツです。

今回はリードトラックの「星を紡ぐウタ」

 

この歌に関してはこのブログでも既に何度か言及している。

大学時代、2009年だったかな。

毎晩のように駅でストリートライブをしていた頃。

その中でも特にずっと一緒だった2人の友人がいた。

彼らとは若気全開で「山形の音楽シーンが」とか「ストリートシーンが」とか好き勝手語り合ったりしていた。

駅公認の定期合同路上イベントなんかも立ち上げたり、町の広場を借りた野外フェスなんかも開催したりしていた。

俺は学生で2人は社会人だったけれど、夕方6時くらいになると必ず誰かが駅で歌っていて、隣で歌ったりセッションしたり、あちこちドライブしにいったり本当好き勝手やっていた。

毎晩のように明け方まで歌ったりギター弾いたりして、また夕方になると集まって。

 

そんな彼らが申し合わせるでもなく、仕事の都合で相次いで山形を離れることが決まって。

取り残されたような感覚のなか、キラキラと輝いていた日々を歌に残しておきたくて。

夜の地下道でぼんやりギターを弾いていたら、1時間ぐらいで書きあがったのが「星を紡ぐウタ」でした。

星っていうのは自分たちだったり、それぞれが作っていた曲がモチーフ。

お互いの持ち曲なんてほとんどわかりあっていたしね。

イントロのカッティングはもはや手癖とも言えるフレーズ。

山形を離れる前のワンマンライブで、滅茶苦茶盛り上がったのが良い思い出です。

https://youtu.be/BLk2FTwlN5A

 

10年近い年月を経て、「まさかリズム」を開催するときに結成したバンドで、再びこの曲に向き合うことになりました。

端的に言えば出会いと別れの歌なんだけれど、そこに歌が介在することでいつだってあの頃に戻れるよっていう。

ガムシャラに楽しんで、少しだけセンチになって、再会したりしなかったりでも、過ごした日々は繋がっているよと。

 

 

今回、再録するにあたってはそのメンバーの力をお借りしました。

ドラムの旭くんは年誤魔化してるんじゃないかってぐらい落ち着いた叩き方をする人で、同世代のドラマーと比べても独特のタイム感を生める人です。

このアレンジも旭くんのドラムありきでアレンジしていったといっても過言ではないというぐらい。

サンバのテイストを感じてもらえれば。

ベースの太田さんは下北生活で一番多く合わせた人。とにかく何でも弾ける。そして目立つ(笑)

リズム隊2人がイメージを共有して作り上げていってくれたかなと。

個人的にはAメロのブン、ドゥーンって音がすげーイメージ通りでニヤりとしちゃう。

キーボードは那由多くんにお願いしました。

ほとんどアレンジ丸投げだったんだけれど、キラキラ感と疾走感を上手く作り出してくれたなぁと。

イントロのフレーズは無数の流星のようなイメージになっているかな。

ギターに関してはテレキャスのクリーントーンと、アコギ2本のカッティングを重ねています。

アコギの音録りは本当に迷って、ラインにしたりマイクにしたり。

最終的にはローをかなり削って、エレキの輪郭を際立たせるように、薄く背景に忍ばせる程度にしました。

エレキだけよりは音の丸みとか温かさが出たように思います。

単音のカッティングフレーズも録っていたんだけれど、キーボードの刻みとかと重なったりしたように思ったので泣く泣く削りました。

アウトロは地味にリズムを変えています。それが結構会心。

カッティングのフレーズが1曲の中で6パターンぐらいあって、弾き語りではなかなか再現しずらいのがネックです。

歌のコーラスには太田さんと那由多くんが潜んでいます。いや、潜んではいないな。

 

とにかく楽しく、センチメンタルを泣き顔の笑顔で吹っ飛ばせるような、そんな曲です。

新アルバムも少しずつ皆さんの手に届いて、嬉しい感想なんかもいただいています。
1つずつ、ライナーノーツを書き記していこうと思う。

1.passage

アルバムの始まり。

基本的には打ち込みで作りました。

その上にアコギを薄く添えて。
ちょっとずつ音が増えていって、左右パンがまわるように。
ヘッドフォンで聞いてみてほしい曲です。
下北の各地を車で走り抜けながら見た海岸線の美しさや、漁村の生活など色んな景色。
アパートの窓から見える釜臥山という日常。

歌詞というかポエムというか、静かな語り口調にしてみました。
アルバム曲に収録されている他の曲の歌詞とかにもリンクしています。
曲のイメージが出来てからは割とすんなりと生まれました。

 

 

 

 

newalbum「nostalgia」

ASH-001 ¥1,000(tax in) APART SOUND HOUSE

1.passage

2.星を紡ぐウタ

3.steppin' to the night

4.春うつつ

5.僕の声

6.Bravery of the love

7.Favorite loop

8.愛をうたえば

9.ノスタルジア

10.lonely

11.Room trip feat.shin

「nostalgia」リリースツアー

6/3(日)むつ市papa jam

6/7(木)青森市Be On Space222トラスト

6/12(火)十和田市MARRS

6/17(日)青森市もぐらや

6/23(土)青森市quarter