旅と病気と | がんサバイバー軽やかに生きる

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乳がん(ステージ0)の手術、治療をきっかけにブログ始めました。
アラフィフおひとりさま、人生観、仕事観、金銭感覚、ファッション、シンプルライフを綴ります。等身大の心地よい暮らしが目標です。

リスボン3泊、パリ(イルドフランス)7泊の旅を終えて無事帰国した。

いつもより少し長めの旅。

あまり詰め込まず、ゆったり「余白」を楽しめる気ままな旅だった。


それでもリスボンでは時間が足りなくて、かなり慌ただしかったけど、シントラと大陸最西端のロカ岬に連れて行ってもらえるバスツアーを現地で申し込んだ。英語は全然わからなかったけど、よかった。



イルドフランス、メゾンラフィットのマルシェ。品揃えがすごい。パリじゃないけど、メゾンラフィットはほとんどパリ。



サンジェルマンアンレーからパリを臨む。サッカーのパリサンジェルマンは、このサンジェルマンアンレーが本拠地なのだそう。


友人のアパートから眺めた朝焼け。

友人の日本のお母さんも実は乳がんになったと言っていた。病気のことも理解してくれ心強い。


オリンピックモード。確かに街中補修やら工事が目立った。


ホテルの朝食。なかなか立派な内容で、このくらい朝から食べないとダメだと開眼。今後はお家でも朝はしっかり食べよう。タンパク質を朝から毎日たくさんとったことで、旅でも疲れにくかったように思う。今回、最高記録は一日28,000歩!


キムタク親子も行ったというロスコの展覧会@フォンダションルイヴィトン。

ロスコは初めてだったけど、よかった。


サンジャックの塔からサンジャック通りに続いている街のホタテマーク。ホタテ拾い。笑


最終日に、大学時代の友人とランチ。




昔両親とフランスに行った時に、ご主人やお子さんとみんなでカフェに行ったことがあった。

みんなの近況を聞いていたらなんと彼女も乳がんになっていたことが発覚した。

彼女は化学療法、放射線、全部経験したそうで、すごく驚いた。髪も抜けてアデランスでウィッグ作ったそうだ。手術のときは一泊だけであとは基本在宅診療だったそう。

そもそも病院にあまり行かないシステムになっているが、治療費は全額無料なのだそう。


日本で私はけっこう恵まれていると思っていたが、無料ではない。世界基準だと、日本は遅れているのかもしれないと思った。CTもMRIも、ホルモン注射も。けっこういいお値段がする。任意保険に入っていないと、厳しいもんなぁ。


彼女の通っていた病院が、パンテオン近くのアンスティチュ・キュリーだったのも驚きだった。

今回泊まったのがパンテオン近くで、さらにキュリー夫人の伝記を読んだことを思い出してミュゼ・キュリーを訪れていたから。






そして、マリー・キュリーはここパンテオンに眠っているそう。

何という偶然!

偶然というより必然に思えた。