昨日は新宿のドルチェ楽器のサロンで行われた磯部先生のリサイタルを聴きに行きました。





磯部先生は元NHK交響楽団の首席クラリネット奏者で武蔵野音大の非常勤講師を勤められていたので学生時代に大学で時々お会いしていたし、お仕事でもごくたまにですがご一緒させていただいております。


第一部は磯部先生の為に作曲された邦人の作曲家の作品。

西村和子さんと真島俊夫さん。西村さんの曲はとても美しく、真島さんはやっぱりオシャレでした。

きっと真島さんも聴きにいらしてたでしょう。

そして、最後は伊藤康英さんの新曲。

聴きやすくとっても素敵な曲で、思わず楽譜を購入。




アンコールのために自作の曲をクラリネットとピアノに急遽アレンジしたという曲の楽譜は先着10名でプレゼントでした。

私は10番目でギリギリ!



第二部はモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏とチャイコフスキー。

モーツァルトは有名な方ではなく、実は初めて聴きました。

試し書きで作った曲だそうです。


ブラームスはもう、言葉にならないくらい素晴らしかったです。。

色々な感情が込み上げました。


最後はチャイコフスキーの小品を武満徹がクラリネット五重奏にアレンジしたもの。

ブラームスから繋がっていくような曲で演奏会を締めくくりました。


アンコールはムーンライトセレナーデ。

磯部先生、芸大風です。笑

とおっしゃってました。




今回の演奏会はライブ配信もしていたのでドイツにいる大学の先輩とも感想を共有できました。コロナがなければ有り得ない事ですよね。



フランスと日本で動画を撮ったり、多重録音してみたり、、。

コロナ前から動画を配信している人はいたけれど、私はコロナがなければやることはなかったと思います。

動画を撮ってみて自分の演奏を見直し気がついた部分もあり、とても良い経験になっています。

何だか複雑な気持ち。。