こんばんは
クラリネットの藤田成美です!
今回は、「スランプについて考える」の後編です!
前回は、今までできていたことができなくなった場合のスランプについて、実体験をもとに、私なりの考えを記事にしました。
今回は、今までと同じ練習方法/練習内容をこなしているのに、成長がストップしてしまった場合のスランプについて考えてみます。
後編 :
今までと同じ練習方法/練習内容をこなしているのに、成長がストップしてしまった
「スランプ」という言葉をググってみると…
一時的に、調子が出ない、または取引が不景気な状態。不振。不調。
「―に陥る」
と出てきます。
この「不景気な状態」というのを楽器の練習に例えると、「今までと同じ練習方法/練習内容をこなしているのに、成長がストップしてしまった状態」かなぁと思ったので、
この状態について私だったらどう対処するか、をご紹介したいと思います。(まぁ、正直私はこの状態をスランプだと思っていません)
練習時間と上達度は単純な比例関係ではない
そもそも練習をする時、「練習時間」と「上達度」は単純な比例関係ではないですよね。
ある練習メニューで、始めは順調に上達していった技術も、一定のレベルに達すると今までと同じ練習方法、練習内容を続けても効果が生まれなくなってしまった。
成長がストップしてしまった。
わかりやすく例にあげると…
タンギングの練習をするとして、
テンポ80から毎日1メモリずつテンポを上げていくとします。
120くらいまでは順調にメモリが上がっていったけど、120を越えたあたりからメモリが上がらなくなってきた。
うん、あるある。人間だもの。
練習時間と上達度って完全な比例関係ではないんですよね。
そりゃ限界が来たら上達は止まります。
じゃあ上達が止まったらそれが自分の限界なのでしょうか。
そんなことはないと思います。
私だったらどうするか、というかどうしているかお話しますね。
ここからさらに技術を上げる為には
成長が止まってしまった、これが自分の限界かなぁー、となった時…
いや!でも、今までこれをやっていたら技術が上がっていったのだから、根気強く続ければ絶対出来るようになるハズ!
と、引き続き同じ方法で頑張ってみるのも大切ですが、ちょっと賢く考えてみましょう。
伸び率が止まったのにはきっと理由があるはずです。
今のままではそれが限界でも、何かを変えたらもっと伸ばせるかもしれません。
私だったら、伸び率が止まった原因を考えて、その原因をつぶす練習にシフトします。
先程のタンギングの例で言うと…
テンポ120を過ぎた辺りからテンポが上がらなくなってきた。
今まで1日1メモリ上がっていたのに、1週間やってもメモリが上がらない。
じゃあ、メモリが上がらなくなってしまった原因は何か考えます。
・今の舌の位置/フォームに問題があるのかなぁ
・息の使い方が悪いのかなぁ
・アンブシュアに余計な力が入っているのかもしれないなぁ
思い付く限り原因を考えたら、ひとつずつ原因を潰していきましょう!
まず舌のフォームを観察します。
舌の先だけでなく、普段あまり意識していなかった舌の根本の方まで、
よりムダの無い動きを維持しながら、ゆっくりのテンポからひとメモリずつ速くしていきます。
それでもダメなら、息の使い方はどうでしょうか。息の使い方が原因かもしれないと思ったら、ロングトーンの練習をするかもしれません。
そんな練習をしていたら、アンブシュアにも何か気付きがあるかもしれませんね。
そんなこんなしていたら、自分の限界値が伸びて、さらに速いタンギングが出来るようになるかもしれません。
もしならなくても、少なくとも別の技術は上がっていきますよね!
その場で足踏みしているよりも、確実に1歩前に進めると思います
まとめ
・そもそも練習量と上達度は単純な比例関係ではない
・まだ伸ばせるなと思ったら成長が止まってしまった原因を考える
・原因を潰して自分の限界値を伸ばす
・それで出来るようになれば善し!もしダイレクトに結果が出なくても、少なくとも別の面では1歩前に進めるのでハッピー
「成長が止まってしまった原因を考えて、違うアプローチの練習に切り替える」
このように私は、日々アップデートしながら、楽しく練習しています
一緒にクラリネットを楽しみましょう
クラリネットのレッスン・演奏のご依頼はホームページより↓
