昨日は息子の吹奏楽部の春の定期演奏会でした
そして、息子の学生指揮者デビューでもありました。
初めて指揮をするにはちょうど良い感じの、形式がわかりやすい曲だったので、あまり心配はしていませんでしたが、吹奏楽部のデビューコンサートとは違って、なんだかこちらが緊張してしまいました
指揮した曲は、「コヴィントン広場」
スコアをもらってきた日は、「ねー製本手伝って～
」と泣きつき、翌日には「アナリーゼ手伝って～」と泣きついてきた息子ですが、新学期に入ってからは、「調子はどう
」と聞いても、「大丈夫だよ。」と明るく答えるようになりました。
とにかく左利きが、右手で指揮棒を振れるようになるっていうところが、かなり大変だったそうです
父にも指揮のレッスンを受けに行ってきて、「右手でぎこちなく振る」ところを注意されたらしいです
その甲斐あってか、昨日は特に左利きなんだとわかるようなぎこちない指揮ではありませんでした。
あとで聞いたら「緊張しなかったよ。」と。
…じゃ、見てる方が緊張してたかもね
自分の本番よりも、緊張して見てしまいます。
そして、今朝はパピくん
の狂犬病注射へ。
興奮状態のパピくんを車に乗せて、窓の外を見て大喜びするパピくんを押さえて、興奮したまま注射を打ってもらい、また大騒ぎしながら車に乗せて帰って来ました。
病院行くのを嫌がるのではなく、優しい獣医さんが大好きすぎて、シッポ振りすぎ
で熱も測れず、やっと測った熱も、興奮しすぎで普段より１度高いという
「注射したので、今日はできるだけ安静にしてください…って無理ですよね」って獣医さんに苦笑しながら言われてるし
そんな大騒ぎのパピくんの注射を終えて、午後から５月２日のコンサートの最終リハーサルへ。
五重奏のリハーサルは終わったので、今日はなかなか合わせられなかったデュオのリハーサル
一曲だったので良かったのですが、今回は結局ピアニストとの予定が合わず、２回の練習となりました。
ライネッケは私は初めてだったので、もう少し勉強したかったな…という気持ちでいましたが、今日合せてみたら、「うん、これなら大丈夫」というところまで出来上がりました。
もっと力のある方だったり、男性だったら演奏が変わるのでしょうが、今の私にはこれが精一杯。
でも、ライネッケはきれいな曲なので、そのきれいさと、シューマンのメロディやメンデルスゾーンのピアノ、ブラームスの明暗のある音楽を融合させたような、簡単そうで複雑、複雑そうで聴きやすい…という音楽をお楽しみいただけたらと思います
私のキャラとしては、そのきれいな部分をきれいなまま、吹いてみたいと思います。
そのあとのモーツァルトの五重奏にも、さらにそのあとのシューマンのピアノ五重奏にもつなげるような、コンサートの序章に相応しい曲だと思います。
あと、少しで本番
リードも決まったし、天気が変わっちゃったときの予備も決まったし、あとは自分の気が済むまで、個人練習ですね
がんばりまーす