昨年から、おちびの小学校の「読み聞かせ」の世話人をやっています。
「読み聞かせ」とは、小学校の保護者のボランティアで、朝の授業が始まる前に10分ほどの本を、朗読して聴かせるという企画です。
私は上の子が高学年の時から、この読み聞かせに参加していて、6年生の時に世話人の経験があることから、おちびの学年でも、昨年から世話人を引き受けています。
今日は、今年度初めての「読み聞かせ」でした。
本当は5月1日が終わってから、やりたかったのですが、先週の金曜日が保護者会で、そこで世話人を昨年から引き続き、やることに決まり、その日に今学期の読み聞かせの予定が出たため、ほかの保護者の方も「4月は早すぎる…」と読み手がいませんでした。
来週では、さらに状況が厳しくなると判断した私は、急ですが、今朝の読み聞かせに行くことにしたのです。
(来週は、もう一人の世話人の方が行ってくださることに。)
金曜日に決まって、それから本を探すのは時間がないので、以前から「春の読み聞かせにぴったり」と教えていただいていた、有名な本を図書館で予約して、持って行きました。
「ファーディのはる」
ジュリア・ローリンソン 作
ティファニー・ピーク 絵
理論社
春の森で遊んでいたキツネのファーディは、果樹園に舞う花びらを見て、雪が降ってきたと思い、冬に逆戻りするのだと思ってしまいます。
それで、ほかの動物たちに、冬が来てしまう…と伝えに行くのですが…
(続きは、本を読んでください。)
可愛いでしょ
聞いていた通り、子供たちは大喜び
「わぁ~きれいな絵
」
「ファーディみたいに、森で寝っころがって桜を見たいな。」
次々に声が上がります。
この嬉しそうな子供たちを見てしまうと、そして帰りに「また来てね」と声を掛けられると、ついつい時間を作って来てしまうんです。
今年もなんとか時間を作って、なるべく行きたいと思っています。
(昨年は、一学期に2回ずつくらい、参加しました。)
自分で読んでいて、ファーディの可愛さに、ほっこりした気持ちにさせられる、そんな本でした。