今日はシューマンの「おとぎ話」練習日。
2時間半ほど、みっちりやってきましたよー
今日は1、2楽章に時間をかけたので、次回は3、4楽章を中心にやりましょう…ということになりました。
でも、1,2楽章のテンポがイマイチ重いような
家に帰ってきて、録音を聴いてみると、3楽章以外はかなり重めの印象でした。
一応、指定のテンポ(メトロノーム表記)なんですけど
ピアノの高橋さんが、一言、「このメトロノームの数字が書かれたのって、シューマンが生きてる頃かしら今のテンポ感とは合わないのかなぁ
」
そうかも。
今まで何度かやったことがあるけど、こんなテンポが遅かったことはないので、もう少し軽くなるといいなぁ…
でも、どうやったら軽くなるんでしょ
シューマンだから、ピアノなんて音がいっぱい
いっぱいの音を、「あのー、そこ、かるーく弾いてください」なんて無茶振りできませんわー
(もちょっと研究しますっ)
しかし、録音を聴いてみて意外だったのは、一番気になった3楽章が、結構「いいじゃん」と思えたこと
この3楽章が大好きだから、この曲がやりたいんだけど、練習中、自分の音があまりにも気に入らなかったので、録音を聴いてホッとしました
夕方、実家に行く用事があったので、録音を父にも聴いてもらうことに
(父は元NHK交響楽団のトロンボーン奏者です。)
すると、最初の1小節で、「ヴィオラの音が大きいんだけど」
わそうだった
録音機材を置いた場所が、確かにヴィオラ寄りだった
(でも、自分よりにしたら、もっとバランスが悪いでしょそこが一番、真ん中におけるスペースだったし。)
訳を話したら、すごい納得してました。
やっぱり、年取ってもさすがですね
耳は衰えてないんだなぁ…
ちょっと、嬉しかったりして
さて、ほかにも、今日はすごいことが決まったのです
この「おとぎ話」は、5月1日に渋谷の伝承ホールで本番ですが、その前日、4月30日に同じ曲を同じメンバーで演奏することになりました
しかも、場所が、浜離宮朝日ホール
ピアノの高橋さんが、「本番前のリハーサル代わりに、本番やりません浜離宮で。」っておっしゃったんです
びっくりしたー最初聞いたとき、聞き間違えかと思った
実はこの30日は、高橋さんが講師をなさっている音楽教室の発表会
なんと、毎年、浜離宮朝日ホールで発表会をなさるそうで←すごいよね
せっかくだから、講師演奏の枠でこの曲をやりたいし、響きのよいところでリハって言うのも、すごくよいでしょとのこと。
すごいことになってきました。
2日続いて、トリオの本番って、シューベルトの「岩上の羊飼い」は連日本番っていうことがありましたが、シューマンは初めてです…
でも、浜離宮朝日ホール…私はここでは演奏したことがないので、(すっごく敷居が高いですっ)勉強になるし、伝承ホールの本番も、よりよくなるでしょう
期待とプレッシャーに、ドキドキしながら…
こんな機会をいただけたことに、感謝をしつつ、この幸運な機会を受け止めようと思います。
プレッシャーに押しつぶされないように、がんばります