今朝は全然、眠れませんでした。
このところ、インフルエンザの家族を看病していて、夜中に何度も起きていたせいか、やっと朝まで眠れる状況になったのに、身体がついていかなかったのか…
しかも、夜、寝る前に今週行われる予定の、打ち合わせについての一斉メールなどがあり、なんとなく気が張ったまま寝てしまったのかもしれません
寝ては起き、寝ては起き…20回近く、起きたと思います。
そのたびに、すごくリアルでカラーな夢を見ていました。
ほとんどの夢が、その打ち合わせに行く夢で、なぜか集合場所にたどり着けなかったり、行ったらメンバーが違っていて、「あれ?打ち合わせは?」と聞くと、「何の話?」と聞かれてしまう夢でした。
そんななか…
ひとつ、どう考えても変な夢を見たのです
朝、起きてから、良く考えたらとっても変な夢…
私は、夢の中でオーケストラの練習に来ていました。
頭の中でなっているサウンドは、吹奏楽みたいな音楽でしたが、座っていた場所は、オーケストラのクラリネットの席でした。
曲は聴いたことのない、現代曲。
最初の練習で、指揮者の顔を見ながら、慎重に最初の譜めくりをしました。
譜めくりをして、すぐが休みの小節。
練習番号Aがあり、その前が4小節休み…と書いてあります。
その休みの4小節のところ、楽譜の上に誰かの手書きで、2小節2小節に休みを分けてあり、間に「モヤシ」と書いてあるのです
モヤシ
ふと周りを見ると、同じ木管楽器で休み小節の人は、楽器をスタンドに置き、楽器の代わりにスーパーで売っているモヤシの袋を両手に一つずつ、持ってスタンバイしているではありませんか
そう
あの、スーパーで1袋39円とか、安い日には2袋50円とかで売っている、あの袋入りのモヤシです
手書きの「モヤシ」とは、ここでモヤシを持て、という場所の指定だったのです
そして、練習番号Aが近づいてきました。
Aのあとは、リズムがずっと書いてある…
このモヤシで膝を叩いて、リズムをとるの
そんな斬新な曲だったの
…とおろおろしているうちに、ついにモヤシでボディーパーカッションする小節に…
ぱす
……誰もが想像していた、ほとんど音としては聴こえない、やる気のない音がスタジオに響きました。
指揮者が演奏を止めます。
「やっぱ、モヤシの袋じゃね…」誰かの声が聞こえたその時…
「ちょっとそこっ
なにやってんのよっ
なんてやる気のない音出してんのよっ
」
良く見ると、指揮者はなんと、假屋崎省吾さんではありませんか
「ちゃんと、モヤシを叩きなさいよっそことそこっ
ちゃんとモヤシで鋭い音が出るように、袋の持ち方とか研究したらどうなのっ
ちゃんと、楽譜に書きなさいっ
」
マエストロ・かりぃはメチャクチャ怒りながら注意すると、「しばらく休憩っ」と言ってぷいっっと部屋を出て行ってしまいました。
ひえ~
マエストロ、怒っちゃったよ
とりあえず、みんなで楽譜に書いとこう…ということになり、私も楽譜に書きこんでいるのです。
「モヤシ←音鋭く
」
…ここで、目が覚めました
オケで怒られた夢とか、見たことありますが、こんな夢は初めて…
しかし、この作曲家はモヤシでなにを表現したかったんでしょうね
どうせなら、もう少しこの曲を聴いてから、起きればよかったです
ちなみに、假屋崎さんの指揮は、カッコよかったです