今日、やっとシャコンヌの楽譜のチェックをしました。
まだ少し考えないといけない点があるので、チェック完了ではありませんが、見通しがついた感じです。
まず、自分が今まで使っているヴァイオリンの楽譜と、1小節ずつ見比べて、そのあと、自分の音源を聴きながらチェックしました。
まず驚いたのは、この大変な楽譜をよく作ってくださったものだ…ということ。
ほんとによく、この楽譜を起こしてくださったものだと感心しました。
そしてさらに驚いたことは、自分で「たしかこう吹いていたはず…」と思って書き込んだものの、自分の音源を確認したら、全然違って吹いていたりすること
いつも吹いているときは、アーティキュレーションなどは何度吹いても同じに吹けるはずなのですが、いざ、まっさらな楽譜を前にすると、どうやって吹いているのか自分でもわからないものなんですね
そもそも、この楽譜を使って自分が吹けるのか、わかりません
今まで、ヴァイオリンの2声とか4j声になってる楽譜を見ていたのに、いきなり単旋律の楽譜を見て、ちゃんと倍音などはとれるんだろうか
自分でどこを吹いているのか、わからなくならないだろうか
…など、いろいろ考えることはありますが、できあがってみてから、完成品を譜面台に乗せて吹いてみるのが楽しみでもあります。
ところで、シャコンヌを演奏するときは、譜めくりができないため、私は譜面台を5本並べて演奏します。
暗譜で吹ければよいのですが、途中、かなり酸欠と口(あご)のだるさとの闘いになってしまうため、集中するために楽譜を見て演奏しているのです。
(口は緩んでしまうんですよ特に超絶技巧が終わって、3部構成の2部あたりの高音で、きついところがあります。)
そこで考えたのですが、普通に閉じてある楽譜では、コピーしないと並べられないのですが、蛇腹みたいな楽譜だったら、そのまま5本目の譜面台から横にビヨ~ンと伸ばして、1本目の譜面台まで持ってこられるので、便利だな…なんて思いました。
ほら
お経ってそういう風になってるでしょ
あれ、いいと思いませんか
そうしたら、練習中は1本の譜面台に乗るしね…
予算とか、いろいろ問題はありますが、できたらとても良いですよね~
お経風楽譜…これぞバッハって感じしません
だめかしら
ほしいなぁ