「のだめ」のお気に入りシーンと、気になったシーンの続きです!
女優さんってすごいなー、と本当に思ったのは、清良がコンクール本選で弾いているシーン。
水川あさみさんって、ヴァイオリン経験者って思うほど、違和感がなかった
ヴァイオリンの持ち方とか、ボーイングはほとんど気になりませんでした。
っていうか、ボーイングは合っていたんじゃないでしょうか。
(私はヴァイオリンは弾けないので、本当のところはわかりませんが…)
指と出ている音が違っていたので、「じゃあ、完全に演技なんだ!」とわかりました。
すごいですね(←泣きそうになりました!)
ルイと千秋の共演。
ラヴェルのピアノ協奏曲では、ホールが小さくなかったですか?
あのホールにこの編成のオケは入るのか?と気になって気になって…考えながら見ていたら、最後にルイがお辞儀をするシーンで、吹き出しそうに!
わっオケの後ろ、狭そうに立ってる!!
ちゃんと人数を乗せたのでしょうか??
もう一度見ないと、確認できませんが。
原作にある、のだめのショパンの協奏曲のオケ合わせから、のだめが本番で、GPとぜんぜん違うテンポで始めてしまい、シュトレーゼマンがびっくり目のまま、根性でのだめに合わせていくシーンは、映画にはありませんでしたが、映画に入れてほしいシーンでした。
すごーく好きなシーンです。
マニアックかもしれないけど。
のだめが千秋に「ミルヒーとやった以上に先輩とできなかったら、先輩を好きでいられなくなるかもって、怖いんです。」のセリフ。
音大時代に、まったく同じセリフを何度も聞きましたよ!
なつかしいセリフでした。
真剣に音楽やってる女の子は、いつの時代も純情ですね。
それから、必ずピアノは「ヤマハ」でしたね。
もちろん、映画なので協賛の関係もあるかと思いますが、ヨーロッパのホールが、ピアノは全部ヤマハを使っていると信じた人もいたかもしれません。
(がんばれ!世界のヤマハ!!)
帰りに友人に聞いたところによると、フランスのあるホールにはカワイのグランドピアノがあるそうです。
ピアノ協奏曲を聴いたときに、見たんだとか。
なんだか、嬉しくなりますね
たぶん、2度目を見に来る人の大半が「ランランのピアノが良かった」というのがあるかと思います。
ランランもヤマハのピアノで録音したのかなぁ…
しかし、目をつぶって聴くと、ランランのピアノはすっごく美しくて素敵なんだけど、目をあけて映像を見ると、すごーく違和感が…。
だって、あの力強さは、女性じゃ出ない音ですよね。
とくに、山田優さんの細腕で、出る音じゃない。
(もちろん、上野樹里さんからも想像できない!)
すごく、アジアを感じる音で、広大な地に足をついている…っていうか、スケールの大きい感じのピアノでしたが、男性の力強い音ですよね
そこだけが不思議な感覚でした。
(聴こえてくる音と、目で見てる画面がフィットしないっていう)
もっとすごかったのは、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」です。
1ピアノも2ピアノも、両方ランランですよね
すごいびっくりした~!!
画面を見ると、千秋とのだめの感動的なシーンなんだけど、目をつぶって聴くと、クローンみたいにランランが二人いるー!
頭が混乱しました…。
録音なら、一人で2台ピアノができるんですよね。
いや、そんなことは頭ではわかっているんだけど…
アナログ人間の私には、ちょっと不気味な体験でした。
一人で二重奏とかのCD録音した人って、いないですものね。
…あんな感じになるんですね…。
同じ音色で、フレーズの終わり方とかも同じで…。
双子や兄弟のデュオはたくさんいますけど、こんな感じにはならないです。
クローン人間が生まれるようになったら、ぜひ二重奏をやってみてほしいです。
こんなこと考えているのは、私だけかなぁ…??
共感してくださる方、いますよね(←ちょっと不安
)
以上、私の気に入ったシーンと気になったシーンでした
願わくは、前編も映画館で見たいので、どこかでリバイバル上映してくれるのを、待っています!
そして、昨年でしたか、お正月にドラマでやった、千秋の指揮者コンクールの特別編も、映画館で見たいな~
期間限定とかで、上映してくださらないかしら!?
これを読んでくださった方で、のだめ後編を見てない方は、あわてて映画館に行ってください
とにかく、おもしろいですよ