ピピ島は、あの忌まわしい大津波が起きる前は、もっと綺麗な所でした。
あの大津波のニュースが流れてきた時、私は何が起きているのか全然、理解出来ずにいました。
特に日本のニュースでも、本当にわずかしか現地で何が起きているのかを教えてはくれませんでした。
まず、あのとき、頭をよぎったのはピピ島に暮らす友人たち、ピピでお世話になった食堂のお姉さんたちや、
スタッフの皆さん、ダイビングの仕事をされていた日本人の皆さんの安否でした。
私は知り合いの方々の他、ピピ島で暮らす人達の事が、心配で心配であの大惨事から1週間程、眠れませんでした。
今、振り返ってみてもあの日の事は絶対に忘れられません。