脚本の読み方② | そんすブログ「映画もええが読書も徳っしょ」

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それらを伝えるブログです。

もしかしたら私には時を止める能力があるのかもしれない。

明日投稿すると言って明後日になってたのだから。


すいーませんでーしたー。




脚本の読み方②です。

簡潔に言うならば、その人になりきれ。

役を演じる上で性格の把握は必須です。

「ありがとう」

この一言でも陽気な人と恥ずかしがり屋な人とヤンキーっぽい人と無口な人とでは言い方が全く違います。

書いてあるセリフを読めば、行動が想像できて、性格もうっすらとわかってきます。

しかしそれじゃ足りない。

本当のその人にならなければならない。

そのために必要なのが人生追体験です。

何人兄弟なのか、どんな幼少期を過ごしたのか、お金はあるのか、けんかはしたのか、恋はどうなのか、人生を影響する大きな事件はなかったか…

これを考えるんです。

正解はありません。

何かに役に立つわけでもありません。

しかし、その人を演じるならばその人を知らないと。

これが脚本を演じるということなのです。

僕は脚本をもらうといっぱい読んで、いっぱい書きます。

自分史みたいな年表を作ることもあります。

自分のセリフについて云々というよりは、他の人のセリフの横に感情を書きます。

この言葉を言われた時のリアルな感情です。

それが行動に移ります。

気まずければ目を逸らすし、イライラすれば落ち着かないし。

そういう人生やら感情やらを全部込めて言う一つのセリフの重みはいかがでしょうか。



演じるってすごいよね。