勝負は、決め時があるらしい。
その時、そのメンバーでなければ、成し得ない偉業がある。
けれど、それを逃してしまったら、もう2度と、
もしくは、早くても、四半世紀は、巡って来ないかもしれない。
スポーツの世界には、よくあることだ。
明治安田生命Jリーグ J1 最終節を終えて、
結果が、既に出てしまっているが、
年間勝点1位でセカンドステージ優勝は浦和レッズ。
年間勝点2位は、川崎フロンターレ。
年間勝点3位でファーストステージ優勝は、
鹿島アントラーズ。
チャンピオンシップは、この3チームで争われる。
最終節の後半途中まで王者を確信し、リードしていた川崎フロンターレが、
後半、ガンバ大阪の逆転王ぶりに、圧倒され、
その間に、浦和レッズは失速なく、年間勝ち点1位をモノにし、
大宮アルディージャは、来季ACLを手放したが、チーム最高位についた。
ホームゲームのチームは、ほぼ、敗けたらしく、
アウェイゲームのチームは、ほぼ、勝ったらしい。
浦和レッズのように、若い力の高度成長と、ベテラン選手たちの高度熟成のバランスが、上手くかみ合ったように、
他のチームも、好調の要因のひとつは、
若い選手とベテラン選手、外国人選手、各々の連係
のバランスがよく取れていたことだろう。
J2降格は、アビスパ福岡、
湘南ベルマーレ、
そして、最終節までもつれ込んだ決着は、
Jリーグ発足当時からのチームである、
オリジナル10のひとつ、名古屋グランパスが、
湘南ベルマーレと闘って、初の降格となった。
残留を自力で決めたのは、ジュビロ磐田の主将、上田選手の(今季初ゴール)直接フリーキック。
アルビレックス新潟も、ヴァンフォーレ甲府も、
勝ち点を取れず、他力残留となった。
どのチームも、必死だったと思うが、
降格残留をかけた、最終節が近付きつつある試合で、
微妙な行為で、主力を、両翼をもがれてしまったチームもあった。
力がないから、勝ち点が取れず、降格してしまうのだが、
その事実を突きつけられるのは、あまりに、残念で、悲しかった。
けれど、すぐに顔を上げて、眼差しは上を目指し、敗けても敗けても、諦めず、
勝ち点を取り続けられるように、ならなくては。
すぐ、来季が始まってしまい、
新しいライバルたちが、あなたの行く手に立ちふさがり、行く手を阻むから、
そして、
サッカー選手には、時間は、常にないものだから。