W杯の歴史の中で通算1000試合目にあたる、
日本対チュニジア戦。
第1回ウルグアイ大会から伏目の試合で日本代表は
4対0という見事な成績をあげた。
日本代表ではW杯で一試合4得点は新記録。
また、開始4分での先制点も新記録。
数字上は、これだけでも、これまでとは違うチームと言える。
見ていても、技ありプレーが随所に溢れている。
まず、鎌田選手の2試合連続ゴール。
心憎いまでのテクニックで決めた、相手にダメージを受けさせるのに充分な開始4分の先制ゴール。
伊東選手の上田選手との駆引きゴール。
そして、何といっても、上田選手に初ゴール含む2ゴールが生まれたことが
チームにとっても、本人にとっても喜ばしい結果となった。
特に4点目のヘディングは、宙に舞いながら、
絶妙に間合いを計り、キーパーの触れないゴール端に叩き込んだため息もの。
マボロシな2ミリゴール?もあったけれど、
それも、これも、
攻撃陣を活躍させる守備陣の鉄壁なガードがあったからこそだ。
オランダ戦でも見られた堂安選手の献身ぶりは、チュニジア戦でも陰に陽に利いていた。
これまで、点を取ってチームを助けてきた選手が、役割を拡げたのだ。
その成長ぶりには目をみはるものがあり、と同時にその貢献ぶりに頭が下がる。
自分が点を狙う選手だけに、相手の嫌がるポイントもわかるのだろう。
帰ってきた富安選手、後ろの選手たち、鈴木彩艶選手がゼロに抑えるために、何をしていたか。
中盤の佐野選手が目立たないように、どう動いていたか。
個の力では、世界の強豪に、かなわないかもしれないが、
チーム全員がチームのために役割を持って機能しているということ。
一戦一戦、コツコツ、丁寧に闘っていることこそが、勝利へつながる道だと思われるし、そこが、
世界に誇れる日本代表の強みではないか。