先日15歳の息子の学校で遠足があった。日本では春、秋の遠足さらに修学旅行と比較的分かりやすいのだが、四季のないこの国では子供たちの遠足や、修学旅行をあまり覚えていないのだ。
1年に何回か、博物館や、植物園または動物園に行くようだ。息子の学校は先週動物園に行ってきた。学年ではなく、学級で行ったようだ。前の日に息子、「明日動物園に行くので、何かお菓子があるか。」と聞いてきた。なんでも幼稚園児との合同遠足のようだ。それで、子供にあげるお菓子が必要だったみたい。ちょうど、日本からのお土産のグミがあったのでそれを持たせた。ちなみにお弁当はなし。KFCで食べたとのこと。
幼稚園との合同遠足とはなかなかいいではないか。別のクラスは老人ホームとの遠足で、息子の友達はおばあさんに気に入られて、ずっと手を引いてあげていたそう。
日本ではこのような合同遠足は、少なくとも私の時代はなかった。シンガポールの良いなと思うところは、若者がお年寄りや目上の人に優しいと思うことがたびたびある。私自身日本語をこちらの子供たちに教えて、シンガポールの子供たちが先生に対しても礼儀正しいと感じた。私自身は日本で中学のとき同級生の先生に対する態度がひどかったので、子供ながら先生は大変だと思っていたし、当時は教師になることは絶対いやだと思っていた。人生分からないものである。
話は戻るが息子はその日6歳の女の子とペアになり、手を引いてあげた。またとてもなついてくれて、かわいかったとも言っていた。
日本もこういう合同遠足があれば、切れる若者が少なくなるかも、そして思いやりが芽生えるのでは、と勝手に想像してしまった。